お散歩!避難小屋でいろいろと考える。 避難小屋の中でぼくは考えてみた‥いや、ここに辿りつくまでの道中もずっとだ。自分の考えを構成しているものは何だろう‥今の自分は何を根底に考えを照らし合せているのだろうか‥ 無論、山に問いかけたところで回答など得られないし、山は何も教えてはくれないだろう。山は何百年いや何千年と同じ事を繰り返しているに過ぎない。それを登り手の人間がその時、自身の心の目で見て想像を膨らませながら考えを樹立させているのだから‥山頂への登頂を諦め引き返しす途中から見える升沢小屋。 稜線に出て来た。稜線は、侵入者を拒むように冷たく硬い容姿で武装しはじめていた。下山の事を考えて山頂まで700メートルのところで引き返した。登山道として使っている沢は凍結して、とても滑る。登っている時はさほど恐怖は感じなかったが降るとなると‥やはり怖い!小屋の鐘を鳴らして下山開始!