いよいよ選挙戦がスタートしました。と言っても、もう選挙?と感じている方が大半なのではないでしょうか?石破自民党総裁は、この選挙を、「日本創生選挙」と位置付けているようですが、私に言わせれば、「国民ないがしろ選挙」です。

 

11月1日に石破内閣が組閣され、衆議院を解散し、総選挙まで27日しかないという、これまでに無い最短の選挙日程となっています。こんな短い間で、選挙区内の立候補者がどのような政策を掲げて立候補したのか、有権者の中で理解している人がどれほどいるのでしょうか?

 

まさに、国民そっちのけの選挙であり、自民党党利党略による選挙の何物でもなく、「国民ないがしろ選挙」というそしりは免れません。石破総裁には、山陰出身であることから、地方の痛みを十分わかっていただける人と淡い期待をしておりましたが、総裁就任後の発言の2点、3点を見る限り、期待薄と言わざるを得ません。

 

特に、「地方創生」は彼の一丁目一番地の課題でもあるはずなのに、それを「日本創生」と言い換えざるを得ない状況にあることは慙愧に耐えません。地方創生があってこそ、日本創生が達成されます。自民党の本気度が疑われます。

 

やはり、「政権交代なくして政権交代なし」であることを確信しました。今般の衆議院総選挙は、そうした結果をもたらす選挙となることを切に願います。