「血の滲むような努力をした」。3年前にフィギュアスケートNHK杯男子シングルスで優勝した羽生結弦選手の言葉です。
作家五木寛之さんは著書の中で「人事を尽くして天命を待つ」ではなくこの世は「人事を尽くせるのが天命」と語られていました。
人間は悲しいことにヤル気のスイッチを自分の意志でオン・オフには出来ないようになっている。
だから血の滲むような努力が出来ることは「天命」なのでしょう。
スポーツ選手の戦う姿は天命をまっとうしているから美しいしカッコイイ。
残念ながら多くの人たちにはそういった派手な天命は訪れない。
でもやるのが少し困難な課題を毎日積み重ねていくことにより卓越した成果は得られないけれども人生を幸せに生きていくのに必要なものは満たされる。
斉藤一人さんは「今自分の目の前にいる人が貴方とご縁のある人です。自分の周りにいる人を笑顔にしなさい」と言いました。
そんなわけで来年に向けて、今自分の周りにいるご縁のある人を列挙してみましょう。
その人たちから笑顔の輪を広げていけばきっと幸せになれる。