「ワクチン打ったらもうコロナ心配ない」
なんて大雑把で不正確な捉え方でなく、
正しく理解してコロナ禍終息に結びつけたい。
■ワクチン接種の目的
1.症状を抑える
2.感染を抑える
この二つ。
特に現時点で効果が期待されてるのは1の方だ。
これだけでも大分医療従事者の負担減るだろう。
自由に動き回る免罪符を手に入れるために打つものでは無いことを忘れてはいけない。
■効果
ここの解は「目的」に書いた内容とほぼ同じ。
症状を抑える効果
と
感染を抑える効果
がある。
でもこの効果を得る為にはいくつかの条件をクリアしなければならないし、かつ、適切に接種したとしても必ずしも効果を得られるわけではない。
なので接種しても「昔のような生活に戻れる」訳ではない。
「それじゃ意味無いじゃん」
とは思わないでほしい。
重傷者数を減らせれば医療崩壊を食い止められる。
医療崩壊をコロナの問題と思っている人もいるかもしれないけれど、医療崩壊はコロナ以外の傷病の人も命を奪われる問題だ。
打てる対策は1個でも多く打つべき。
自分がコロナで重症化しなければその分誰かが助かる。
感染抑止も効果は100%では無いけれど0でもない。
しかも運がよければ「外出しない、誰とも会わない」に次ぐくらいの効果が得られる。
今までの感染症対策にプラスすることで更に感染拡大を押さえ込む効果は期待できる。
やるべきかやらざるべきかで言えば
「やるべき」なのはほぼ間違いない。
■ワクチン自体の危険性は?
ものすごく短い検証期間で特例的に承認されて来たワクチンなので、そういう意味では正規の承認ルートを通ったワクチンより危険性は高いと言えるかもしれない。
ただし、臨床確認の数自体は、例えばファイザーで4万3千人など、見劣りする数ではない。
副作用も今のところ報告は聞かない。
「打ったとこが2、3日痛い」とか言う人がいる程度。
副反応として重い人だとアナフィラキシー・ショックを起こす人がいるとのことだけど、割合としては10万人に2人か3人くらい。
しかも予め分かっていたら対策は打てる。
小麦食べてショック起こす人もいるんだし、これくらいは、しっかり対策する前提で、許容しよう。
■誰が接種すべき?
全員。
究極の目的はやはりコロナ禍の終息なので、
集団免疫をつけること、コントロール可能な数までコロナウイルスを減らすことが必要。
その為にはどうしても世界中の全員が接種することが理想。
全員が無理でも一人でも多く、接種できる人は全員接種しないとワクチンの「感染抑止効果」を最大化することはできない。
■いつ打てばいいの?
理想は
「全員同時に今すぐ、かつ今後も定期的に」
でも無理。ワクチンが足りないし扱うのも難しい。
ワクチンの種類によって性能もまちまちだし、
「効果」については一度発揮されるとずっと続くという物ではなく有効期限があるらしい。
しかも、効果がいつまで続くかはまだ実績が無いので分からないと来ている。
最初の1000万人が接種完了したあと、次の1000万人が接種完了するまでに最初の1000万人の効果が切れてしまうかもしれない。
それだと集団免疫をつけるのは難しく、コロナを封じ込められない。
しばらくは、優先度順に、順番に周期的に接種し続けるしかない。
「終わり」の判断基準は接種回数ではなくあくまでも「感染者数」。
有効期限がはっきりしてきたら変わるかも知れないけど。
まずはこの「周回」が世界中で出来るよう、各地にワクチン生産拠点を作ることが必要。
そしてこの対策が無駄にならないようにするためにも、感染症対策をきっちり続け、医療崩壊、「変異株」の増加を防がなければならない。