20代の頃、県外で専門学生をしてまして
はい。
バイト終わって初冬の雨の降る中自転車で
濡れながら
17時前くらいに帰宅
したらですね。
アパートの部屋の扉を開けようと
鍵をさしたら
何故か空いていてうわー鍵、忘れてたか〜
とか思ってドアをすぅーっと開けたら
3週間前に喧嘩別れしたその時の彼女様
が
服、ずぶ濡れで包丁もって
立ってたんですよね。
出刃をね。
握りしめて
「今日はお刺身だよ♡」って
今までに聞いたことない声で
言うんですよ。
いや。
お刺身は好きですよ。
なんでその出刃包丁
真っ赤なんだよ〜(^◇^;)
5分くらい恐怖で
動けなかったかな。
頭は動いてるのに体は全然動こうとしない。
本当に5分だったか?
30分くらいか?
今ではわからないけど。
結局
仲直りしようと大家さんに説明して
鍵を開けてもらい
漁師の弟さんにもらってきた色々なお魚を
捌いている途中だったとのこと
やったことないけど新鮮なお魚、捌こうと
頑張ってたらしい。
最終的
に
美味しい鍋になり
部屋は恐ろしく生臭いことになってたけど
仲直りは出来た♪
僕が捌かれることはなかった。
だが
僕はギャンブルや毎晩、倒れるほどの
飲酒辞め
人付き合いを改善し
ユニクロを着て
髪を黒に戻し
さらに坊主にし
友達から譲り受けたゴリゴリのrx7を
二束三文で
手放し
7代目ミニカ
に乗り
船の上で見習いで働く事になる。
いい思い出です^ ^