みなさま、こんにちは!

昨晩、読売ジャイアンツが4年ぶりにセ・リーグを制覇いたしました。おめでとうございます!

今年のセ・リーグはまれにみる混戦でついこの間まで4チームでのせめぎ合いでした。

阿部監督は就任1年目にしての優勝は阿部監督が22人目で巨人では2002年の原監督以来6人目です。

ちなみに今年のパ・リーグの優勝監督はやはり就任1年目の小久保監督で、両リーグでの新人監督の優勝は2015年の工藤監督(ソフトバンク)と真中監督(ヤクルト)以来5度目でした。

 

阿部巨人が今年のセ・リーグを制した要因を前回のブログ同様素人目線ですが考えました。

まずは何と言っても投手陣の充実を行ったことでしょう。昨年は打線は強力でしたが投手陣(特に中継ぎ)が不調で終盤にひっくり返される場面が多くみられました。今年はウォーカー選手を放出してソフトバンクから高橋礼投手と泉投手を獲得。他にも阪神から馬場投手とケラー投手、オリックスから近藤投手、更にはドラフトで西舘投手を獲得するなど投手の獲得に貪欲でした。

それと並行してシーズンに入ってからは3連投は避けたり適当に休養を与えたりしてできるだけ酷使しないように上手く回していた感があります。実際、途中で大勢投手や中川投手が故障したり西舘投手や泉投手が不調になったりがありましたがその代わりに別の投手が代わりを務めたりしてやり繰りできたのも大きいかと思います。

そんな中、菅野投手が今年復活した事が大きいですね。昨日の試合で15勝(3敗)をあげて貯金も12個作ったのが大きいです。チームの貯金が昨日の時点で18なので実に6割強は菅野投手が作っているわけですね~。

 野手のキーマンである岡本選手と吉川選手が離脱することがなかった事もよかったのではないでしょうか?もちろん2人とも不調の時期もありましたが岡本選手は4番を外れることがなく、吉川選手も打順はいろいろ変わってもほぼスタメンから外されることがなく完走できた事は大きいです。この2人は守備もいいので例え打てなくともディフェンス面を考えたら外せない訳で、怪我での離脱がなかったのがとても大きいです。実際、今年の巨人のチームのエラー数は最小で守備力は随一といえます。大事なところでの好守も多く勝利に結びつくことが多かったと思います。

 補強に関してもシーズン中でも貪欲でありました。開幕前、新外国人のオドーア選手の退団がありましたがおそらく外国人の調査は継続していたと思われます。シーズン前半は攻撃陣が不安だったところにへルナンデス選手を獲得、ここから打線がつながるようになりました。それでも手綱を緩めずモンテス選手も獲得。ヘルナンデス選手の離脱後の穴を埋めることになりました。

他チームでは阪神は昨年からの上澄みの新戦力がなかった事。前川選手や後半の井上選手の台頭はありましたが外国人選手の不調は最後まで響いた感があります。才木投手は前年より活躍しましたが青柳投手や湯浅投手(故障から)の復活ができなかったのが痛いですね。広島も昨年同様新井監督のやり繰りで頑張っていましたがやはり9月に入ってからの急降下が致命的でした。昨年同様外国人打者の獲得に失敗しており、4番打者を任せられる長距離砲が確立できなかったことも要因かと思います。

 

しかし今年はかなり接戦だった事もあり、クライマックスシリーズでの下剋上が例年より可能性が高いように思われます。

現時点で3位も確定してませんし(広島かDeNA)優勝した巨人もアドバンテージがあるとしても油断ができません。

シリーズ突入時にいかにコンディションを最高潮に持っていけるかが鍵になりそうです。

 

もうしばらくプロ野球も楽しめそうですね~。

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