施設にいる父の今後についてあれこれと考えていた時、わたしは自分の考え方の癖に気づいてハッとした。
行動を鈍らせているのは、いつもわたし自身。
ちょっと行き詰まると、できない理由がパパッと頭に思い浮かぶ。思い浮かぶと言うよりも閃くと言った方がより正確な表現かな。
その後は思考が停止し「できない理由」が頭の中で渦を巻く。
そして次の一歩を踏み出せなくなる。
小さな一歩であっても、踏み出せば次に繋がる流れが生まれるのに。
幸運なことにわたしはこの癖に気づいた。
気づいた翌々日の今日、山の上の人達がまた問題を起こしたと連絡があった。めまいがする様な問題を。
なんともまあ笑ってしまうくらい絶妙なタイミングで。
「ぼやぼやしている暇など無いんだよ、早く動け」とお尻を叩かれている感じがした。
生きているって本当におもしろい。
そして、父はいつも何かに守られていると感じていたが(偶然の産物により2度も命拾いしている)、わたしも同様に何かに守られているらしい。
