お誕生日おめでとう

いつか、そんなふうに
日にちを跨いでこっそりと
愛を伝えた

きっと今も変わらずにいるだろう
変わらないで我儘なままでいてほしい
今世、受け止められなかった縁だけど
いつかは癒せる縁となるかもしれない

ありがとう…いつまでも大切な人
幸あれと願う

生きていてもいいですか


私は「ゆっくり」しか生きられないらしい
動きも考える事も全てが「ゆっくり」と。

そういう診断が下されたのだから
身近な食べることから急いでみた
早く咀嚼し、飲み込む…
味もへったくれもない
無味な食事と
それでも人より遅い食べ終わりと
食べた気がしない虚しさ

それでも、周りは早く動く
いつからこんなふうになったのか
若い頃には、「早寝、早食い」は
自慢の一つだった
むしろ、人に合わせてゆっくり食べる
そんなことが多かった

仕事でも、早い判断、行動が求められる
世界は多様性に満ちていても
私がどんなに多様性を受け入れても
行動は追いつかない

何の生産性もない私

生きていても
迷惑をかけることの方が多いだろう
死んだら面倒をかけるだろう
でも、それは一時(いっとき)だ

記憶なんかに残りやしない
残らなくていい

こんな私は
生きていてもいいですか

今年が暮れる
雨模様の七夕みたいに
会えなかった一年
会いたかった一年

それでも
言葉を繋いで
遠くのあなたと
手を繋いで
心を繋いで

そしてもっと遠くに行ってしまうあなた
会いたい
恋しい
お互いに伝えながら
年を超える

それでも。
きっと会おうね
必ず会うね

それを疑わない私たち
離れていても
人が区切った年なんて
魂は簡単に超えていく
ずっとずっと繋がっている