2023年度後期(10月~3月)各支部月例会の第1席作品の中から、月例大賞が決定しました。
大賞(1席)から5席作品を紹介いたします。
審査・講評をいただいたのは、
関西本部委員の大林清先生です。
大賞 「私の青春」 八澤元昭さん 松江くにびき支部
講評:さわやかな笑顔に油のように弾けた墨、目線の捉え方も印象的でインパクトが有ります。女性への墨付けに時の流れを感じます。
2席 「虹色にキラめく」 岩谷順子さん 朝日フォト・神立支部
講評:虹色模様に光り輝く蜘蛛の巣を上手く切り撮り、美しいハーモニーが聞こえて来そうです。微風?で糸が揺れ幻想的な作品に成りました。
3席 「ガード下の光景」 西尾透さん フォト雲州支部
講評:ガード下の光景をトンネル構図で切り撮り、ガード先にはバスと自転車を押して歩く女性をワンポイントに上手く纏めています。左右の歩道に置かれた自転車など、どこででも見受けられる現在を表現しています。
4席 「二人仲良く」 盆子原政司さん 浜田支部
講評:棚田での収穫作業する老夫婦、入り組んだ棚田模様や稲架で長閑な里山の秋を上手く表現しています。助け合う夫婦の姿に微笑ましさを感じ心休む作品です。
5席 「暮色」 三浦秋男さん 益田支部
講評:穏やかな湖面に羽ばたく一羽の鳥が良いアクセントになっています。光芒も美しく、夕刻のひと時を上手く纏めています