台風22号はフィリピンのルソン島北部に905ミリバールで上陸しました。
猛烈な台風だけあって、遠く離れた石垣島地方でも6メートルの大シケになりました。
台風で海が荒れたなら当然ビーチに行かなきゃなりませんw
9月16日になりますが奥方と東海岸でビーチコーミングをしました。

でもその前9月7日には東海岸で一人ビーチコーミングです。
この日は陽射し強い・風が弱い・当然暑いの三重苦。
まだ蜂が活動している時期ですが、防潮林を覗いてみようと思い長袖の作業用ツナギを着ていったので暑さに拍車がかかります。
もう歩くのも大変で、すぐに嫌になりました。
それでもビン玉を求め何とか2ヶ所目のビーチへ。
ピンポイントで目星を付けていた防潮林に入り5分程すると、左肩に「パスン」という軽い衝撃。
咄嗟に「ハチだ!」と思って見るとキイロアシナガバチがブンブン飛んでいます。
これで今年だけでも3回ハチに刺されました。
すぐその場から離脱し↑バズーカ砲を数発発射し追撃を阻止して防潮林から退却です。

防潮林から出て左肩の刺された跡を見てみたら、ツナギで厚着をしていたのが幸いしたのか、刺された傷痕がほんの少しあるだけで、痛みも痒みも具合が悪くなる事もありませんでした。
結局この日のビーチコーミングは全く成果が無く、ハチに刺されただけで終わりました。
↑写真は浅場を泳ぐウツボ。


そして9月16日のビーチコーミングです。
先月ドジョウを二匹捕まえたwビーチ。
アウトリーフにはまだ高波が寄せていました。
高波が押し寄せたので漂着物線はかなり内陸寄りに押し込まれていました。
足跡も無いので、期待大です。

まずは綺麗なタカラガイ系の貝殻を発見。

ピカピカなモダマ。
この日は奥方も私もモダマラッシュでした。

台風がもたらしてくれた南方からの贈り物。
生きた化石オウムガイの大きな貝殻です。
オウムガイの貝殻は3個体発見し、一番大きくて破損が少ないのを持ち帰りました。

そしてこんなのもビーチで発見。
米軍の弾薬箱です。

銃弾が入っているかもしれないので開けてみたら・・・
厚紙が1枚入っていただけで、中は水が浸入した形跡が全くありませんでした。
またまだ使えそうなので収集です。

結局この日はビン玉の成果は無し。
奥方は10個ものモダマやシロツブ等を見つけてました。

超珍品。
エボシガイが生えたモダマ。

私は8個のモダマを見つけました。
この日はビン玉の成果は無かったですが、南方から流れてきたオウムガイの貝殻は台風の時期らしい漂着物だったし、モダマも石垣島や西表島で生育するモダマの特徴を持つ物がほとんど見られなかったので、南方から流れてきた物かもしれません。
弾薬箱はすぐに使い道を思いついたので、嬉しいお宝になりました。
色々な物を収集出来、台風の醍醐味は十分に味わえたと思います。

其の二に続きます。