先週からずっと忙しくて、お天気意外のブログ更新がなかなか出来ないうえに、楽しみにしている他の方のブログを訪問するのも深夜とか早朝ばかりでしたが、やっと少し落ち着いてきたので更新です。

先週になりますが、ご宿泊の常連さんと西海岸にウミショウブを見に行きました。
日本でウミショウブが見られるのは石垣島と西表島の周辺らしく貴重な海草で、石垣島で見られるのも1ヵ所だけらしいです。
そして見られる時期や時間は夏場の大潮の干潮の時だけで、かなり限定的。

常連さんが見られる場所の情報収集をしたんですが、イマイチ場所が判然としません。
最初に行ったのはこのビーチ。
結構歩きまわりましたが、ここのビーチでは見つかりませんでした。

常連さんが石垣島に滞在されるのは二泊三日で日にちがないし台風も近づいていたので、何としても見つけたくて地元集落の人に場所を聞きました。
辿り着いたのがこのビーチ。
入り口がわかりづらいので地元の人に聞かなければ辿り着けなかったです。

海を見ると海草がゆらゆら揺れています。

そして水面をよく見ると・・・
白い物がプカプカ漂っています。
決して発泡スチロールの破片ではありません。
これがウミショウブの雄花になります。

雄花があれば雌花もあるはずなので探してみたら、
ウミショウブの雌花を発見。

ウミショウブの雄花は殆どが海を漂うだけで終わってしまいますが、
うまく雌花に辿り着いて雌花に取り込まれれば受粉して子孫を残す事が出来ます。

時期も場所も限定的な石垣島のウミショウブ。
この日は貴重なウミショウブが見られて良かったです。