ビーチコーミング関係の更新をだいぶサボってしまいましたが、3月20日のビーチコーミングで見つけた収集物を検証しました。

まずはビン玉から。
この日見つけたビン玉はこれだけ。
いつもの様に100円ライターを使って大きさ比較。

長さ15.7センチ幅5.2センチ。
北海道型のシリンダーです。

おへその部分に「川口」の刻印。
これは小樽にあった川口硝子の物と分かります。
これで今年見つけたビン玉は18個になりました。

続いて瓶3本を100円ライターを使って大きさ比較。
右からミリンダ、真ん中ナイスコーラと思われる物、左は銘柄が無い小瓶。

ミリンダは500ml瓶でコカ・コーラでいうホームサイズ瓶。

幾つか数字のエンボスがありますが、
右の「78」は1978年(昭和53年)製を表していると思われます。

次はナイスコーラと思われる瓶。
これは2月24日のビーチコーミングで見つけて回収してなかったもの。
印刷が全く無いので推定でしかありません。
推定容量は200mlか236ml(8オンス)。

ナイスコーラと推定出来る根拠となるのは、
「Fresh Drink」のエンボスから。
石垣島では本土復帰前にナイスコーラとサンコーラという2つのコーラが生産されていましたが、このエンボスがある瓶を使ったコーラはナイスコーラしかないのが根拠になります。
サンコーラよりもナイスコーラの方が時代は古いようです。

そして小瓶。
高さ7.2センチ幅2.7センチ。

口の所に機械栓が取り付けられそうな穴があります。
ビン玉のガラスの色合いに似ています。

「容定」と「_」のエンボス。
容定だと検索しても意味は分かりませんでしたが、定容だと「容積が一定な事」と分かりました。
「_」の部分まで何かの液体が入っていたと思われます。
「容定」は右から読むと思われますが、だとすると戦前の古い瓶かもしれません。

瓶底には「19」のエンボス。
現代の瓶にあるギザギザな破損防止のためのナーリングはありません。
この小瓶は古さもありそうだし、ビン玉の色合いにも似ているのでお気に入りになりました。