燻製作りの続きです。
 

 

今回沖縄矯正展で手に入れた燻製器を初めて使いました。

燻製器の底に炭火を敷き、備え付けの鉄箱にスモークチップを入れて炭火の上に置き燻し始めます。

 
そして食材をセット。

下段にはイノシシ肉。
 
 
中段には豚の肩肉(方言名グーヤー)、

上段には煮卵をセットしました。
 
燻製器の上部には穴があって温度計がセット出来るようになっています。

今回は80度~120度の熱燻と呼ばれる範囲で燻します。
私が使っている温度計では50度~80度が温燻となっており、50度以下で燻す場合は冷燻となります。
 
燻製器の扉を閉め熱燻の範囲で燻していきます。
燻製器の扉からモヤモヤ出ているのはスモークチップが出す煙です。

時々扉を開け中の様子を見て、スモークチップが炭化してきていたら新鮮な物と入れ替えます。
炭火が衰えて温度が低下してきたら炭を投入して火力を維持します。
火力が強くて温度が高いようだったら炭火を外に出して温度を調整します。
 
煮卵は少し時間が経ちすぎて割れてしまいましたが、良い色づきです。

 
煮卵を引き上げたら、

今度はアルミホイルに包んだサツマイモとジャガイモを直接炭火に投入しました。
 
こうして燻すこと3時間程。

お試しで肉を切ってみて中に火が通っているようだったら燻製の完成です。
 
これはイノシシ肉。
 
豚の肩肉(グーヤー)

 
煮卵。

 
サツマイモの焼き芋。
お芋から蜜が垂れています。
 
ジャガイモの焼き芋。

全て美味しそうに仕上がり、全て美味しく頂きました。
 
今回イノシシ肉を提供して頂いたのは、「水曜どうでしょう」でお馴染み西表島のロビンソンさんです。
11月にロビンソンさんが鉄砲で仕留めた今シーズン初イノシシの脚1本を頂きました。
 
やまねこマラソンの時にロビンソンさんの所をお訪ねして、今回のイノシシ肉の燻製を食して頂きました。

癖がなく塩加減や味付けも良くて美味しく食べられたとの好評価を頂けました。
ロビンソンさんイノシシ肉ありがとうございました。