昨日7月1日になりますが、内閣府の“石垣島におけるバスの自動運転実証実験”に奥方とモニター乗車してきました。
GPSの電波を受信してバスを走らせるんですが、まだ開発途上の技術なので、ブレーキは運ちゃんが操作するし、GPSの電波が弱い所では少し蛇行もします。

 

自動運転バスは離島桟橋から石垣空港までを走ります。

このバスは見た目新しそうですが、70万キロも走った中古バス。中古バスでも自動運転バスに改造できるという実証実験も兼ねているそうです。

 

バスの車内にあるモニター類。

モニター画像左上はバスの速度等を表しています。
予測信号とはあらかじめ入手した交差点の信号機のデータを参考に、先の信号が赤や青に変わるのを予想してバスの速度を上げ下げしてロスを減らす技術のようです。

 

 

動画其の一

離島桟橋方向から730交差点右折。

左下のモニターに赤や青の枠が現れますが、これはバスのカメラが捉えた画像を分析して車両や人や交通標識までをも判断して自動走行のデータに反映させているようです。

ハンドルが勝手に回りますがオバケではありませんw

 

動画其の二

730交差点からサザンゲート入り口辺りまで。

モニター画像左上予測信号が青の表示になっている時は、この先の信号機が青だという事を表しています。

 

 

動画其の四

白保小学校前バス停自動停車自動発進の様子。

 

バスはこの後石垣空港に無事到着しましたが、道路を横断する人が多くてバスがなかなか進まなかったので動画は割愛します。

 

今回自動運転バスのモニター乗車をしてみて、近い将来完全自動運転が実現しそうな手応えみたいなのは感じました。

この技術があれば利用者が少ない過疎地でのバスの運行にも利用できそうです。
更なる開発に期待します。