6月11日のビーチコーミング&ボトルディギングで見つけた瓶の検証、其の二になります。

 

3つ目はゲンキ牛乳の瓶2本。左と右でロゴやゲンキくんの絵が違います。直径5.7センチで、高さは左が13.8センチ右が14.0センチ。容量は○正180cc 。

 

瓶の裏側。左の瓶には1級の文字が見えますが、これは琉球政府が施行していた衛生管理の等級標示だそうです。

今回参考にさせて頂いたのは「漂流乳業」さん。

 


左は株式会社ゲンキ乳業(那覇市繁多川)の瓶で、現在は沖縄森永乳業に変わってしまいました。
1級の字体から判別すると昭和30年代後期の瓶のようです。
右は八重山ゲンキ乳業(石垣市登野城)の瓶で、現在も紙パックでゲンキ牛乳やゲンキクール等を製造しています。
市内局番すら無い電話番号から推定すると1976年12月以前の瓶と推定されます。

 

左の沖縄ゲンキ牛乳の底には石の字のエンボス。これは石塚硝子製を表しています。

八重山ゲンキには瓶横下に小さく石の字。

 

私がこれまで持っていた瓶(右)と合わせて撮影。ロゴは一番古いと思われる沖縄ゲンキ(左)のものが古めかしく感じて気に入っています。


裏側をみると瓶の違いがよく分かります。私がこれまで持っていた右の瓶は「八重山」や電話番号の記載もなくなっていて、比較的新しいものかもしれません