鍼灸の刺激量 | 島川はり灸院(院長ブログ)

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堺市ではり灸院を営んでいます。
各疾患別に治療例を紹介しています。
はり灸の話を中心に日記も書いていきます。

こんばんは。


今回は鍼灸治療の刺激について話していこうと


思います。


まず、当然ですが針とモグサを使って患者さんの


身体に刺激を加えていきます。


ここで大事なことが針とお灸を使用するにあたって


の刺激量が肝要になります。


患者さん各自体質が異なります。


体力のある人、虚弱体質な人、神経質な人など。


また、病の深浅や進行具合なども考慮に入れて


針とお灸の刺激量を調節していかなければいけ


ません。


参考までに神経質な人ほど針とお灸の刺激に


敏感であり強い刺激は避けるべきでしょう。


普通、鍼灸治療後は身体がスッキリするかポカポ


カするものです。また、治療後に身体の変化に気


づかず翌日になってから辛い部位が楽になってい


るケースも見受けられます。


治療後に身体がだるくなっていたり無性に睡魔に


襲われるのは刺激量が強すぎた場合です。


みなさんこういった経験ないですか?


また逆に治療後あるいは翌日になっても身体に


何も感じない人は刺激量が足らないのかあるいは


しっかりツボを取穴できていないかです。


患者さんによってはお灸が合わない人もおられ


ますので治療前の診断が効果を出す大きな


ウエートを占めていると言えるでしょう。




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