健康が一番② | 島川はり灸院(院長ブログ)

島川はり灸院(院長ブログ)

堺市ではり灸院を営んでいます。
各疾患別に治療例を紹介しています。
はり灸の話を中心に日記も書いていきます。

前回は食の重要性について書きました。



今回は冬場の冷飲食の摂りすぎから起こる



病について説明いたします。



これから年末、年始にかけて宴(うたげ)に出向く



機会が多くなると思います。



一年の疲れや新年に向けての活力剤を得るため



には美味しいお酒や食べ物が欠かせません。



特に正月の昼間から飲む熱かんがたまりません!



しかし、飲み過ぎ食べすぎはよくありません。



胃と肺の臓を弱らせてしまいます。



病がすぐに現れれば発熱、悪寒、咳、鼻水や



下痢などの症状を訴えます。



漢方でいえば小青竜湯証になります。



病がすぐに現れなければ立春を過ぎた頃から



発熱や喉の渇きが病的になります(熱病)。


この熱病は内熱といって体表面だけではなく


裏(胃腸や他の臓腑経絡)にも熱が潜んでいます。


疾患名で言えば花粉症や気管支喘息、アトピー


性皮膚炎などどれも内熱が関係しています。


春に皮膚科や耳鼻科、鍼灸院が忙しくなるのも


うなずけます。


また、膝痛やリウマチなどの持病の悪化にも


つながりますので冷飲食の過剰摂取は私も含め


控える事が肝要だといえます。



島川はり灸院ホームページ

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