……………
白血球…
ああ白血球
白血球…
ドセの時には
大変高い数値をキープしていた
shimae であるが
EC、2回目の時は
2,965…
今回は
このままの下がりペースだと
次回は……((((;゚Д゚)))))))
まーねー
この数週間。
クロを看るための生活で
常に睡眠不足だったし
副作用ひどくて
全然食べられなかったし
クロはshimae の手から
直接でないとエサも食べなかったから
手に保湿剤とか
爪の保護オイルとかも
一切つけなかったのだ……
よって
手はそれなりにボロボロだし
爪も変色が進んどる…
が…………
んなこたー、大したことじゃないのだ。
クロに精いっぱい「愛してる」ことを感じさせたい一心で
やってきたのだから。
そこに悔いはない。
ないが
次は自分だ。
さぁ
ここから話が長いよ?
前回はあまりにも副作用がひどかった。
1日に1キロずつ体重が落ち
それに比例するように体力も落ちた。
横になっていても身の置き所がなく
吐き気があっても吐けない……
味覚異常で食えるもんがない。
おまけに手が震えて
コップすら持てない始末…。
副作用がひどく出るのは
副作用止めのデカドロン(投与翌日から3日分)が
切れてからと決まっている。
ならば
そこんとこ増やせんのかい?
と主治医にかけあう気満々で診察に臨んだのだ。
まずは
サブ女医
予め書かされていた副作用の問診票を眺め……
「ひどかったみたいですね……」
と、表情を曇らせた。
「ええ。こんなんあと2回…と思ったら
無理っすわ……。
でもあと2回のところまできて
減薬も中止もしたくないんで
薬でカバーして下さい」
「2種類ほど吐き気止めを処方してますけど……」
「もーね。
あんなんまったく効きません。
一応言い渡されていた用量は遵守して
プリンペランは4~5時間ごとに
1日4回飲んでましたけど
効いてくるまでのタイムラグが1時間。
切れるのも早くて
次の内服までの1時間前から
もう辛い。
つまり聞いているのは正味2時間くらい。
な、もんで
途中でナウゼリン飲んだりしてしのぐ努力をしましたが
併用したらまずかったですかね?」
「あの………
手が震えたり……しませんでしたか?」
「しました、しました。
コップも握れなくてー
ドセの蓄積ってすごいな~と思ってました」
「shimaeさん……それ…
吐き気止めの併用による副作用です…
それ、危ないからやめましょう!」
…聞いてねーよ……
ここでもそう言いたいのをぐっとこらえて
「そのようなお話は伺っておりませんが……。
とりあえず
投与翌日から出していただいてる
副作用止めのイメンド(協力な吐き気止め)と
デカドロン(ステロイド)のセットを
あと2日分ほど増やしてもらうことはできませんか?」
「あ……イメンドの方は大丈夫です。
デカドロンはステロイド剤なので
長く飲むと肝機能に影響が出るかもしれないので
たぶん許可が下りないと思うんですけど……
ちょっと、主治医を呼んできて
相談しますね!」
おお……
今日は出てくんのか……ドクターH
ほどなくして
白衣を翻し
ドタバタと診察室に入ってきた
主治医・ドクターH
新年のご挨拶もすっ飛ばして
「shimaeさん…痩せた?」
「おかげ様で
デカドロン飲み切ったあとから数日間
1日1キロずつ体重落ちましてん
母にはそのままもう少し痩せとけって
言われましたけどぉ」
「で?吐き気止め、効かなかったって?」
……んもう……ママンの『痩せとけ』の話は
エスプリだったのにぃ……
聞き流されちゃった。
「えー。もー全然効きやしませんでしたね。
ピークの時はね
さっきケモ室で採血した時看護師さんから言われたんですけど
プリンペランが効きにくかったら
ワイパックスがいいんじゃないかって……
先生に聞いてみたらいいですよって教えてもらいました」
「うん……それはいいけど……
なに?
手、震えたの?
プリンペランとナウゼリン併用しちゃったって?
どのくらい飲んでたの?」
「んーとね……
デカドロンが切れた翌日から
1日にプリンペランを4回とぉ~
ナウゼリンは途中のきっつい時に1回と
寝る少し前に1回……
そのくらいですかね」
「……はぁ
飲みすぎだよ………」
「へ?
プリンペランの用量は言われた通りに遵守してますよ?
ナウゼリンだって用量以下ですやん。
併用はダメだとも言われてませんし」
「1週間、それ続けたんでしょ?」
「いいえ。
プリンペラン切れしてからのでっかい山は
せいぜい3~4日なので
その間だけです」
「でも振戦が起きたんでしょ?」
「震えのこと?
あれはドセの蓄積のせいだと思って…
ECになってからも
味覚障害もひどいし
手足のしびれもひどいし……
先生だって
ドセが抜けてくれば徐々に良くなるって
言ったじゃないっすか……」
「味覚障害ね……今度から氷持ってきて」
今度からってあと1回じゃねーか……
「それとね
イメンドとステロイドあと2日分増やしとくから。
吐き気止めは違うの出そう。
錐体外路症状が出るのはマズイよ……。
もう一個、いいのがあるから……。
………ん?
アレ……なんだっけ?」
「プリンペラン?」
「違う」
「ナウゼリン?」
「違う違う」
「ワイパックス?」
「それも違う。今日はそれ出すけど」
「………手持ちの駒が無くなりました」
傍らでじっと聞いていた
サブ女医さんが
知らない名前の薬をだしてくるも
ドクターHは
「違う、違う」
「あー……正月ボケかな……」
「乳腺外科のエースを背負って立つ
えらいお医者様でも
そんなことがあるんですね~
なんか安心しちゃった
同じ人間で」
そんなの平気平気!ってつもりで
慰める気持ちで言ったんだが……
どうもお気に召さなかったらしい……
イライラと薬剤部やら
オンコロジーセンターやらに電話をかけまくって
薬の種類を確認しておられた
そんでもって
ようやく
お忘れになっていた薬の名前に
行きつくことができたようなのだが
それを
傍らで聞いていた女医さんが
小さな声で
「それも…プリンペランと併用すると…
振戦がでるんでは……」
と、つぶやいていたが
ドクターHには届かず……
「そーだそーだ!ノバミンだ!
……ただ、保険が適用されないから
出さないでいたんだよね」
「ええっ!?
保健適用外っすか!?
めっちゃ高い!?
めっちゃ高い!?」
慌てるshimae に
「だいじょーぶ!だいじょーぶ!
病院からの持ち出しで
保険が効くようにうまくやるから」
付き合いが長くなってくると
患者の懐事情もご存知なのが
ありがたい。
さっさと帰れ的に
退院させられて
保険がおりなかった話は
耳に入ってるよーだな
そんなわけで
無事に投与に至ったわけだが……
白血球をアゲアゲにする方法…
いい情報がございましたら
ご教示の程
よろしくお願い申し上げ候
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