治療費のお話 | 蟹座の女〜テキトー日記〜

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当ブログにお立ち寄りくださってありがとうございます。
英語では癌のことを「キャンサー」というそうですね。
形が蟹座に似てるからだそうで……。
その蟹座が胸にできてから自分自身に起こった
変化や日常を綴ります。

ガン保険キラキラ

 

これに私は入っていなかったガクリ

いつかは乳癌になるだろうと予感していたのに『まだ大丈夫だろう音譜』と思っていた。『今年の誕生日を過ぎたら入ろ~う桜』っと思っていた矢先にやられてしまった。
 加入していたのは普通の医療保険二口のみ。

 

1日に手術2回のおかげでベッド代無差額のお部屋に移動させてもらえたのと、増殖率が低く良い子の癌子ちゃんだったおかげで抗がん剤を受けずにすんだので、医療保険だけで放射線治療までどうにかトントンでいけたO★

 私の場合、デビュー編でも書いているが最初の検査から転院までの医療費だけで 21,210円かかっているのだ
 転院先でもひと通りの検査は重複して行う為、まぁ乱暴な言い方をすればこれはドブに捨てたお金やはり最初の検査を受ける段階から病院は『治療を視野に入れて選ぶ病院』ことが必要なのだと思う。

 

私も最初は『検査を受けるだけなら近所でいいや』とか『通院するなら近いほうがいいだろう』とか、そんな目先の利便性にとらわれて病院を選んだ。『B病院は高いから』と躊躇した部分もある。で、結局医者を信頼しきれずに転院して、心から『正解だった』と実感しているわけだ。21,210円はドブに捨てることになったけども……涙

 転院先で初診から組織診、MRICT、骨シンチ等々、入院までの検査と診察代の合計は79,460円!こんだけあったらサイパン旅行34日でも一流ホテルにエアー代込みで行けちゃう飛行機
 高額療養費制度&限度額適用認定証というものがあるが早い話が『保険適用の医療費なら1ヶ月に1医療機関に対し支払った医療費が80,100円(細かい計算方法があるけど割愛)を超えた場合は 健康保険が負担』してくれる制度(所得によって限度額は違うが一般的にはこの金額)。

要するに『高すぎる医療費は頭打ちにしてくれる』わけだキラキラ

私がもしA病院とB病院を1ヶ月の内にはしごして100,000円を払っていたとしても2つの医療機関になってしまうためこの制度は適用されない。最初から最後まで100,000円を1件の病院で払っても4月に5万、5月に残金では月をまたぐのでやっぱり適用外ダウン
 実にうまいこと、なるべく多く自己負担させられるような仕組みになっているのだ

 

それでも、健康保険制度のお世話になっている身分なので文句を言ったらバチが当たるのねん得意げ

 入院と手術に関しての医療費だが、これは病院によって様々だ。
 B病院は前にも書いた通り、差額ベッド代の発生しない部屋は『長期入院患者か生活保護受給者が優先される』ところで、それ以外の一般患者は基本的に差額ベッド代が発生してしまう部屋での入院になる。ランクは全部で5つ。
1
日最低31,500円~最高105,000!!叫び

皆さんご存知の通り、差額ベッド代は健康保険適用外なので満額自己負担なのである(あと食事代も)。無差額の部屋も差額ありの部屋も全て個室。入院時には131,500円の部屋に案内されてそこで2日半強を過ごした。部屋の料金計算は深夜0時で加算されていくので3日分の部屋代94,500円と食事自費分と治療費(手術、投薬等々)を支払うことになる。………はず………なーのーにービックリマークビックリマークビックリマーク退院の時の請求明細を見ると保険分医療費と食事自費分の合計が89,817円で、室料差額はなんと63,000円(税込)になっていたにこ 
 2日分しか部屋代がとられてな~い……マジで!?

 

これが意味するものは………はてなマークはてなマークはてなマーク
 明細を見ながら『H先生、マジでありがとうござりまする
きらきら!!』と思ったのだ。