2014年。
今年は今までになく、たくさんの役を演じさせていただきました。
「不思議なラヴ・ストーリー」エリザベス役
「レディ・ベス」
「Count Down My Life」青年役
「野の花」ルイーゼ役
「bare」カイラ役
役者として、劇場に足を運んでくださるお客様に元気や勇気を与える力になれたら、という想いで舞台上に立つというのは勿論のことですが、演じている私自身が本当に作品や役に「救われた」と一番感じた一年でした。
だからこそ、感謝の気持ちと共に、役の人生を全うし、その魂をちゃんと天へと返すという想いで舞台に立つことができました。
また、自分が目指してきた表現が本当の意味でやっと見えてきたなと感じることが出来た一年でもありました。ずっともがいて来たけど、やっとスタートラインに立てたね、と自分を褒めたいです。
これからがスタートだって思っています。
自分が目指してる目標はまだまだ遠いけれど、綺麗事じゃ済まないこともたくさんあると思うけれど、それでも、こういう表現をしたいという純粋な想いは誰になんと言われようと、絶対に天に届くものだって私は信じてます。だから負けません。
そして、何より忘れてはいけないのは、自分を支えてくれる人がいつもいたということ。
家族の存在。友人の存在。
前に進むためには、今まで築き上げてきたものを、今まで以上に大切にする必要がある。
時が経つと、本当に大切なものがどんどん分からなくなってしまうものです。目の前のことに必死になりすぎて、今まで長い時間をかけて築き上げた絆を疎かにしない自分でありたいと思います。
2014年、島田彩と携わってくださった全ての皆様に感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。
2015年は、原点に立ち返って、
「自分を信じる」
今後も精進して参ります。どうぞ、温かいご声援のほどよろしくお願い申し上げます。
最後は、私の背中を押してくれたこの街の写真で。
島田彩