8本目!「Coraline 」
ランチの後、バレエのクラスを受け、今日の観劇はダウンタウンのほうへ。
Lucille Lortel劇場という、良質のお芝居ばかりを上演している劇場での短期間の限定公演で、ある少女の冒険物語を描いたファンタジー小説をもとにした新作ミュージカル「CORALINE」。
客席に入ると、舞台上は、この物語の象徴である「扉」や、大小様々なピアノ、沢山のおもちゃのピアノで埋め尽くされていて、いきなりファンタジーの世界に(^-^)。
出演者は7人のみで、大ベテランの女優さんが主人公の少女役を演じ、あとの6人は入れ替わり大忙しでいろいろな役を演じます。
音楽もすごく個性的で、演奏はピアニスト1人。
普通のピアノから、オモチャのピアノを自在に扱い、伴奏や効果音を見事に奏でます。(プロフィールを見たら、トイ・ピアニストとして世界的に活躍している人でした)
プレビュー期間ならではの独特の緊張感の中、遊び心たっぷりのファンタジックな世界を、上手い役者さんたちがそれはそれは楽しく演じていて、とっても素敵な作品でした!
オフかオフオフで、小品ながらこういう素敵な作品に出会えると、すごく嬉しくなりますっ!(*^_^*)
5月29日!
今日は、大阪芸大の卒業生で、今、3ヶ月間ニューヨークに勉強に来ている、教え子(と言うとちょっと照れますが(^_^;))の谷口ゆうなちゃんとランチしました。
すっかりこちらでの生活にも慣れて、歌やダンスのレッスンをし、たくさんの良い出会いを重ねているようで安心しました(^-^)
あと1ヶ月半、さらに有意義な日々にしてねっ!頑張れーっ(^-^)v
7本目!「WEST SIDE STORY 」
今回の旅で、私達にとってはメインイベント的だった作品「WEST SIDE STORY」。
日本公演の時と同じ、ジョーイ・マクニーリーの演出による久しぶりのブロードウェイでの公演で、少し演出も変わり大評判となっていて、観れる日を心待ちにしていました(*^_^*)
音楽のアレンジやテンポ感も随分変わり、プエルトリコの人達がかなりスペイン語で台詞のやりとりをしていて、驚いたのは「I Feel Pretty 」が全てスペイン語で歌われていた事。あとは「Somewhere 」のバレエのシーンが、マリアとトニーは踊らず、二人が平和な世界を描いて見つめているような構図になり、歌は舞台上で少年が歌っていたり、ラストの幕の降りかたも変わっていたり…などなど、すごく効果的だな!(^o^)と思うところと、どうしても自分たちがやっていた時のイメージが濃く残っていて(^_^;)「あれー…前のほうが良かったかも…」などと少し戸惑ったところと…懐かしさと同時にいろいろな思いになりながらの観劇となりましたが(^_^;)でもとにかく、何がどうあれ、やはり「ウエストサイド」は、永遠に別格のところに君臨し続ける、本当に本当に素晴らしい作品であることを、またあらためて感じさせてもらいました!!(^-^)
マリア役の女優さんを始め、キャストもみんな素晴らしかったですっ!
島さんと二人、あらためて、「ウエストサイド」と出会わせてもらえた幸せを深くかみしめる一夜でした(T_T)☆
5月28日!
少し体がナマってきてしまったので(^_^;)昼間はバレエのレッスンに行きました。
こちらでは、あちこちに大きなダンススタジオがあって、大抵は入会金無しで、1レッスン$18前後で、バレエ、ジャズダンス、タップ、ヒップホップ、どんどん好きなレッスンを選んで好きなだけ受けられます。
今ブロードウェイでバリバリ活躍している人がいるかと思えば、一日中、楽しそうに次々とレッスンを受けてるおばあさんがいたり…と、これはやはりニューヨーク独特の空気感かもしれません。
いつだったか、「STEPS」というスタジオで、ふと見ると、あのミハイル・バリシニコフが、普通にバレエのクラスを受けていてびっくりでした(^o^)
今回は、一番近く、時間帯がちょうど良いクラスがあったので、Broadway Dance Centerに通う事にしました。
私のIDカードです(^-^)
アポロ前で
楽しかったですーっ!!(≧∀≦)
さすがは観光スポット。アメリカ中から、そして世界各地から集まった観客で客席も一杯で、司会が観客を乗せに乗せ、次々に出てくるアマチュアの出演者のパフォーマンスに対し、気に入れば拍手と歓声、気に入らなければ大ブーイング、と、客席が一体になって、これはもう、否が応でも盛り上がってしまう仕組みになっています(^_^;)
なにより、どんなジャンルでも巧みに演奏するバンドが格好良くてびっくりでした(^o^)
最初で最後かもしれないけれど(^_^;)アポロ体験、間違いなく楽しかったですっ!!
国府弘子さん、露崎春女さん、春女さんのお知り合いのニューヨーク在住のまゆみさんと一緒に記念撮影!
アポロ・シアター!(^-^)
初めてニューヨークに来てから20年(^-^)。
一度は行ってみようと思いながら、結局いつも舞台やライブばかりを観るのに精一杯で、なかなか行く機会が無かったアポロ・シアター。
今回、国府弘子さんとマネージャーさん、弘子さんに合わせてこちらに来た露崎春女さんが、アポロ・シアターのアマチュア・ナイトに行くと聞き、これはチャンス!と便乗させてもらいました!
初アポロです。
劇場が見えてきてワクワクドキドキ。o(^o^)o
5月27日!6本目!
昼は、オフのリミテッド公演「Everyday Rapture」。
シェリー・レネ・スコットという、「アイーダ」や「ペテン師と詐欺師」など、数々の作品に出演してきた人気の実力派女優さんが、自らの半生を綴った、ショー形式の一人ミュージカル。
5人編成のバンド、2人の女性コーラスのみで約一時間半。
歌い続け、しゃべり続け、観客は彼女が面白おかしく語る彼女の波乱のストーリーに笑い続け…。
いやぁ、お見事でした!
こういう一人ミュージカルもあるんだな、と、とっても参考になりましたっ(^-^)v
出待ち!その後(^-^)
こちらの劇場は、かなりのスターでも、意外とホントに普通に楽屋口からひょっこり出てきて、普通にサインをしてくれます。
数年前、ニコール・キッドマンの芝居を観に行った時も、イチかバチか出待ちしたら、ホントに普通にサインしてもらえてびっくりでした(^-^)
今回も、出待ちした甲斐があり、しっかりジェフリー・ラッシュさん(何故だかいきなり「さん」付けになっています(^_^;))とスーザン・サランドンさんのサインをもらえて、その上、島さんが「撮ってもらいなさい!」と、すごく後押ししてくれたおかげで(^_^;)それぞれツーショットの写真まで撮ってもらう事ができました!
写真をすごくお見せしたいところなのですが…ご本人の承諾を得ていないので(って、得られるわけもなく…^^ゞ)お見せできずにごめんなさい!m(_ _)m
サインだけアップさせていただきます(^-^)
上の右がスーザンさん、左がジェフリーさんです。
5本目!「EXIT THE KING 」
今日の舞台は、超話題作「EXIT TO KING」。
イヨネスコの作品で、絶対に死にたくない王様とその周囲のお妃や侍従たちのドタバタ不条理劇です。
ジェフリー・ラッシュ、スーザン・サランドンという強力なスター達が、「ここまでやるかぁ」と、思っていた以上に相当個性的な世界を繰り広げてくれました。
上手い役者さんのどこまでも自在な表現というもを見せてもらいました。
ラスト、最後の最後にお妃が王様を子供に言い聞かせるように一つ一つ死に導いていくジェフリーとスーザンの二人のシーンは、ちょっと鳥肌ものでした。
あは、出待ちしちゃおーっと!o(^o^)o