イメージ 1

しじま的評価 ★★★☆☆

天才科学者であるアインシュタインに飲ませるために開発された、老化を遅らせる薬を飲んだ
二人の少年が、遠い未来で出会った美しい女神。
その女神は「夢をかなえる力」を持つという。
女神の現在の姿である涙花を見つけた二人は…。

これもなんてゆ~か微妙…。
最初「うお!こりゃおもしろいぞ!」と思ってワクワクしてたんですけど、
途中から、スッゴイヤナヤツが出てきましてね。
日渡作品って、最終的にはヤナヤツも浄化される運びにいたりますけど、
私はどうにも、意地悪すぎるキャラが活躍しだすと読んでいて気が滅入ります…。
中盤は主人公にとって、またもヘヴィーな展開となり、
も~どうなっちゃうんだ~みたいな感じになるけど、ラストはハッピーエンド。
なので、ラストシーンはとてもいい感じ、読後感は悪くないです。

あまりにも意地悪過ぎるキャラが猛威を振るい捲るお話って嫌いなんだな、と
自己分析してみた今日この頃デス。
まあ、意地悪するにも理由があってお話としては、十分成り立っているので
悪くはないお話なのかもしれないケド。