本日初観劇。
大好きな和央ようかさん(たかちゃん)率いる宙組なので、期待に胸をふくらませてのぞみました。

お芝居はオペラの「イル・トロヴァトーレ」が原作との事で、
歌中心に構成された悲劇って事だったんですけど、
なんなんだろう、このストーリー。

最初は、音楽も雰囲気もよくて、「これはおもしろそうだな」って思ったんだけど、
途中からなんていうか「は???」って感じの部分が多くて
ラストにおいては、「え、え~~~???」みたいな…。

パンフには、「イル・トロヴァトーレ」について「筋書きはたしかにわかりにくい、
支離滅裂だと非難される事もあるが、効果的な場面作りを優先しているからだ」と書いてあって、
そういわれると、まあ確かに…って納得せざるを得ませんけどね。
どうせなら、もっとおもしろくドラマチックに作りかえてしまえばいいのに…と思ってしまいました。

たかちゃんは圧倒的に美しくてかっこよかったので、ファン的にはそのへんだけでも
十分楽しめましたが、あまり万人にすすめられないな~と思った。
演出家キムシン、今回もはずしたな。

ショーは、特に可もなく不可もなく。
ハロウィンのシーンとかとてもかわいかったので、もっと展開すればよかったのにな~って思う。

今回でサヨナラのガイチよりも、タニちゃんの方が目立っていた感じ。
タニちゃんは、やっぱり華やかでかわいいので、
今後の宙組を支えていけるようがんばってもらわねば。
いつも思うけど、若手にもうちょっと場面を与えてあげてもいいのにな。
はるひちゃんとか、やっと前へ出るようになってきたけど、
もうちょい下の若手をもっと育ててあげて欲しいな。
組み替えしてきた紫城るいちゃんにも、もう少し活躍の場面を与えてくれ。

宙組の、たかちゃん&はなちゃん体制にも、いい加減あきてきたな…。
なんて、たかちゃんファンにあるまじき発言?!
あと2~3回は観る予定なので、また違った感想になるかもしれないけど、
今日はそんな感じでした。