今年1年の雑念を取っ払うかの如く
部屋のありとあらゆるものを捨てつつも
来年1年も雑念ばかりな予感がするくらい
色々と買い込んでいる
Jr.st いそじまめぐみですこんにちはー!
今年最後のyomyomは・・・
純文学代表 と 現代小説代表 に分けて
読まれそうで読まれない、ちょこっとマイナーなチョイスにしてみました
まずは現代文学代表!!
『ジェネラルルージュの伝説』 海堂尊
ジェネラルルージュの凱旋(主軸の話)屈指の人気を誇る
救命救急センター部長【速水晃一】が主役の短編3部作です!
ぜひ、ぜひ、ぜひ、ジェネラルルージュの凱旋を読んでから伝説を読んでほしいです
映画化もしていて、速水センター長を境雅人さんが演じています。
かな~りかっこいい演技で、私には珍しく映画から小説を読んだ、数少ない話です。
『薬指の標本』小川洋子
楽譜に書かれた音、愛鳥の骨、火傷の傷跡・・・
人々が思い出の品々を持ち込む標本室で働いている私は、ある日標本技術士に素敵な靴をプレゼントされた。
「毎日その靴をはいてほしい。とにかくずっとだ、いいね。」
靴はあまりにもぴったりで、そして私は・・・。
奇妙で、そしてひそやかな恋愛の痛みと恍惚描いた作品。
フランスで映画化もされてます。不思議な雰囲気のする世界観です
ではでは、純文学代表!!
『雪国』川端康成
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった.
夜の底が白くなった.
頑なに無為徒食に生きて来た主人公島村は,半年ぶりに雪深い温泉町を訪ね,芸者になった駒子に再会し,「悲しいほど美しい声」の葉子と出会う.
人の世の哀しさと美しさを描いた名作です。
たくさん読んだらカバーどっかいっちゃいました!ごめんなさい!
『愛と死』武者小路実篤
新進の小説家・村岡は友人の野々村の妹・夏子と恋仲になり、やがて二人は結婚を誓い合う。
だが幸せいっぱいに洋行に旅だった村岡は帰りの船の中で、夏子の突然の死の知らせを受け取る。
未婚扱いで死んだ夏子の墓標には自分の苗字村岡ではなく野々村と書かれていて、そのことが村岡に耐えられない悲しみを与えるのだった。
美しい!!の一言です。すごいです
年末年始のお休みを使って、こたつでゴロゴロ本の虫になるのも悪くないですね!
それでは皆様、よいお年を!来年もよろしくお願いいたします!
いそじまめぐみでした