子宮内胎児死亡の診断を受けた日のことを書こうと思います。

実は2、3日前から胎動が少なくなっていました。
でも、以前にも似たようなことがあったし、赤ちゃんが大きくなって動きにくくなったのかなぁと、それ位にしか考えていませんでした。

今思えば、何で早く受診しなかったのかと悔やまれますが…。
その時は何も思ってなかったのです。

いや、本当は心のどこかで気になっていました。
私は、元から楽観的な性格ですが、他人に対してはどこか遠慮するところがあります。
きっと元気なはず。
何にもないのに、病院を受診して迷惑がられないかな。
うん、絶対大丈夫だよね。
そんな風に思っていました。


でも、その日の夕方頃、やっぱり何かおかしいと思い、とうとう病院へ電話しました。
名前や週数を確認され、すぐ来るよう言われました。

病院へは車で40分ほどかかります。
上の子のお迎えなどを夫に頼み、出発しました。

車の中でも、娘に声をかけていました。
大丈夫だよー
少し病院で診てもらおうね。

外来が終わった病院は、いつもと雰囲気が違います。
少し緊張と不安を感じました。

看護師さんがすぐにエコー室へ案内してくれました。
いつもの先生の他に2人ほど先生が来て、全員で3人の先生達がいました。

経腹エコー。
映し出される画面はいつもと同じ白と黒。

でも動かない。
赤ちゃんの手足も心臓も。

先生も看護師さんも無言でした。

エコーで少し調べてから、先生が説明してくれました。

心臓がここにあること。
動いていれば色がつくこと。
私の赤ちゃんの心臓は色がつかないこと。
もう動かないこと。

35週3日での子宮内胎児死亡との診断を受けました。


思い出すと今でも苦しくてたまりません。
意味が分からず、これは現実ではないと思いました。
えっ…えっ?と呟いていたのを覚えています。

息ができず、どんどん苦しくなる。
抱えられるようにして、待合のベンチへ移動し、つらいのにごめんねと言われながら、検温と採血を受けました。

言われるがまま夫へも連絡し、病院へ来てくれるよう頼みました。

夫が病院へ到着するまで一時間位だったでしょうか。
ずっと隣に看護師さんがついて背中をさすってくれましたが、早く夫に会いたくてたまりませんでした。

心の整理がつかないまま、わけも分からず、ただただ「夫に会う」という事を目標に、誰もいない病院のロビーのベンチに座っていました。


電話では取り乱した様子はなかった夫。
いつも冷静なのでこんな時には頼りになるな。
ごめんね。
どんな顔で来るのかな。

ごめんね。