この記事はバズりそう。
え?今時アメブロを見ている人などいない?
まあそれは置いておき、今回試打したPINGのニュークラブについて感じた事を書きます。
私は去年i230アイアンを購入しました。
以降、満足して使用しています。
しかし今年2月、2つの新作が発売されました。
ブループリントTとブループリントSです。
Tはツアー。一番難易度の高いマッスルバック構造です。
Sはスコア。Tよりも高い寛容性とボールの上がりやすさが特徴です。
私の使用しているi230は更に優しいステンレス製のアイアンです。
正直、ブループリントが発売されたときは「なんだよ!買ったばっかりなのに、素晴らしかったi230を購入したことを後悔するじゃないか!」と思いました。
しかし興味が勝り恐る恐る試打をしました。
まずは一番難しいT。
正直、全然難しくありませんでした。
ヘッドは小さいですが、ある程度の技量がある方なら全く問題ありません。
弾も全然高く上がります。
ボールが大きく曲がることもありません。
ただ、二点ほど気になる点が。
芯を外した時はやはり曲がったり大きく飛距離が落ちます。
あと、インパクト時のフェースの向きの管理がシビアです。
開いていればがっつりプッシュになります。
その分、上級者にとってはコントロールしやすいのでしょう。
このクラブでコンスタントに同じボールを打つにはかなりの技量が必要でしょう。
しかしある程度のボールならある程度の技量の方でも打てると思います。
スコアは厳しくなるでしょうが、マッスルバックに憧れ、これからアスリートゴルファーとなっていきたい人にはお勧めです。
続いてS。
こちらは最高のバランス。
Tよりは確実に寛容性も高く、しかもボールがめちゃくちゃ上がる。
奥のほうにボールの最高到達点があるような弾道になります。
僕のi230だと、最初から打ち出しが高く、綺麗な弧を描くような弾道なのですが、Sは奥にボールの最高点があるイメージ。
フェースの管理はやはり少しシビアですが、ほぼほぼナイスショットを連発することができました。
軟鉄鍛造なので、鉄の塊(物体)がボールを捉えているという感覚がありました。
打感はそこまで柔らかくは感じませんでした。
しっかりとしたフィードバックがある打感でした。
コントロールも出来るし、優しい。
最高のクラブだと感じました。
ミスしても曲がらない。
グリーンを外すことはないでしょう。
ヘッドの見た目はほとんどi230と同じでした。
そして僕のi230。
やっぱりこれでよかった(^^)
Sより明らかに優しいです。
ボールも明らかに上がる。
インパクトのフェイス管理もシビアでなく、オートマチックにグリーンを捉えてくれる感覚。
ボールの曲がりも少ないし、ミスヒットによる距離ロスや曲がりも最小限。
打感もステンレスですがとても柔らかく気持ちよい。
とあるユーチューブ番組で「230は打感がぼける」と言っているプロがいましたが、私にはむしろこちらのほうがフェース全体で打感を感じられて気持ち良いです。
上級者やプロはTやSのほうがフェースのどこでどのような入射角でボールを捉えたか感じやすいかもしれません。
しかし、私はフェース全体でボールを打った柔らかい感触が感じられ、かつボールがめちゃくちゃ上がりやすく、曲がりにくi230が一番好きです。
勿論、ブループリントTでもSでも十分プレーできるとは思います。
平均ドライバーヘッドスピードも48.5m/sありますので。
しかし、スコアは確実に3打は変わってくるかと・・・(^^)
年間数回しかラウンドにいけない私にとって、シビアな打感や所有感よりも、易しさや気持ち良さ、スコアのほうが大切。
PINGのすごいところは、きちんと難易度の階段ができていること。
難易度のT>S>i230は、かなり明確です。
すごいメーカーです。
正直「i230買っちゃったけど、ブループリントSのほうが好みだったらどうしよう」という恐怖はありました(笑)
しかし、今の自分のゴルフ環境、年齢を考え、230で正解であったと安心しました。
無理なく、楽しく、気持ちよく、ゴルフを続けていきたいです。
ただ、怖いのはもうブループリントTやSには戻れないということです。
(戻る必要ないんだけどね(笑))
一度オートマチック車の快適さになれると、マニュアル車に乗るのが億劫になるのと同じ感覚です。
TとSはマニュアル感覚で自分のショットをデザインできます。
230はオートマチックにグリーンに乗ってくれるイメージ。
皆さんも参考にしていただければ幸いです。