創作意欲が湧いてきた。最後にマジすか学園1を見たのは結構前で、設定とかうろ覚えです。なんか違ったりキャラ崩壊とかあったら、本当に申し訳ない。中で出てくる金髪の女っていうのは、結構出しゃばってくる癖に名前もないモブヤンキーです。
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負けは負け、勝ちは勝ち、それで終わりっ！ 口の喧嘩だって、拳の喧嘩だってそう。
前の事ばっか引きずったって、なんにも楽しい事は無いじゃん？ だから、勝っても負けてもわざわざ同じ相手と戦わないし、らぶたんやまなまなとの口喧嘩だって、次の日には無かった事になるんだよ。なのに、
「オイ、宮崎って奴、いるか？」
世の中、そんな考えのやつが少ないから、平和じゃないんだよねえ。
「いるけど？」
部外者の癖に、わざわざ教室までやってきてご苦労様。そう言ってやりたかったけど、あくまで私は平和主義だもんね。
顔だけ向けた先に居たのは、着ているスーツに似合わない、金髪の女。で、多分もう大人。見た目に関しては会った事があるような、無いような、それくらいの記憶だけど、声は一番覚えてる。
「ちょっとみゃお」
「あれ、やばそうだよ」
らぶたん、まなまなの声は無視して、私は座ってた机から降りた。
「あれは私らが負けたんじゃん。まだ、なんか用？」
え、知り合いなの？ みたいな目を、クラス中から向けられるし、らぶたんとまなまなは実際声に出してた。……知り合いなんて、緩い呼び方出来る関係じゃねーよ。
「そういえば、まだ残りカスがいるなあ、って思っただけだよ」
そう言って、女はズカズカと教室に入ってきた。その明らかに強そうっていうかヤバそうな雰囲気に、みんなビビって、無意識にだろうけど道をあけている。
女は、私の目の前まで来て、上からじろじろ私を見下ろしてくるから、顔を上げて、思いっきり睨み返した。私より頭一個分身長あるから、こうするしかない。
「もう一回決闘、させてくれよ？」
……本っ当に趣味が悪いやつ。
こっちは一回負けてて、絶対自分が勝てるのなんか、分かってるくせに。しかも――――
「私まで、殺す気？」
女は、ニヤリと笑った。
「ああそうだよ。アイツらみたいに、無様にな！」
人が忘れようと、無かった事にしようと振り切ってた事を、わざわざ思い出させてくるなんてさあ。まあ、でも。
「……いいよ」
私の返事を聞いて、女は教室から出て行った。らぶたん、まなまな、そしてクラスメイトから止められるけど、それを思いっきり無視して、女を追いかける。
敵討ちが出来るってなら、やってやるよ。一年前の、リベンジ戦ってことで！
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負けは負け、勝ちは勝ち、それで終わりっ！ 口の喧嘩だって、拳の喧嘩だってそう。
前の事ばっか引きずったって、なんにも楽しい事は無いじゃん？ だから、勝っても負けてもわざわざ同じ相手と戦わないし、らぶたんやまなまなとの口喧嘩だって、次の日には無かった事になるんだよ。なのに、
「オイ、宮崎って奴、いるか？」
世の中、そんな考えのやつが少ないから、平和じゃないんだよねえ。
「いるけど？」
部外者の癖に、わざわざ教室までやってきてご苦労様。そう言ってやりたかったけど、あくまで私は平和主義だもんね。
顔だけ向けた先に居たのは、着ているスーツに似合わない、金髪の女。で、多分もう大人。見た目に関しては会った事があるような、無いような、それくらいの記憶だけど、声は一番覚えてる。
「ちょっとみゃお」
「あれ、やばそうだよ」
らぶたん、まなまなの声は無視して、私は座ってた机から降りた。
「あれは私らが負けたんじゃん。まだ、なんか用？」
え、知り合いなの？ みたいな目を、クラス中から向けられるし、らぶたんとまなまなは実際声に出してた。……知り合いなんて、緩い呼び方出来る関係じゃねーよ。
「そういえば、まだ残りカスがいるなあ、って思っただけだよ」
そう言って、女はズカズカと教室に入ってきた。その明らかに強そうっていうかヤバそうな雰囲気に、みんなビビって、無意識にだろうけど道をあけている。
女は、私の目の前まで来て、上からじろじろ私を見下ろしてくるから、顔を上げて、思いっきり睨み返した。私より頭一個分身長あるから、こうするしかない。
「もう一回決闘、させてくれよ？」
……本っ当に趣味が悪いやつ。
こっちは一回負けてて、絶対自分が勝てるのなんか、分かってるくせに。しかも――――
「私まで、殺す気？」
女は、ニヤリと笑った。
「ああそうだよ。アイツらみたいに、無様にな！」
人が忘れようと、無かった事にしようと振り切ってた事を、わざわざ思い出させてくるなんてさあ。まあ、でも。
「……いいよ」
私の返事を聞いて、女は教室から出て行った。らぶたん、まなまな、そしてクラスメイトから止められるけど、それを思いっきり無視して、女を追いかける。
敵討ちが出来るってなら、やってやるよ。一年前の、リベンジ戦ってことで！