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はじめまして、いっしんです。
今日から、ブログの投稿を始めます。
タイトルが「自己変身力を身に付けよう」ですが、自分自身が変わりたいのに変われないケースが皆さんはないでしょうか？
物事の先延ばしや、やりたいけど、最初の一歩が踏み出せない等、自分が考えている通りに体が動かない、気持ちがのらない等、心と体のコントロ―ルが上手くいかないケースがあると思います。
その辺をとうやって解決していくか等を、私が学んだ知識を皆さんに提供していきたいと思います。
さて、第１回は変身力の基礎となると考えていることです。
それは「傾聴力」です。
意外と思われる方が多いと思いますが、何故これが大事なのでしょうか？
しっかりと人の話が聴けることは、自分を変化させるキッカケになるのです。
また、傾聴力があることはあらゆる職業に必須でもあります。
キチンと聴けることは、相手を理解し、その人の存在に敬意を払う事にも繋がります。
あなた自身がこの傾聴力を身に付ける事で、自分の変身力にどうして繋がるかは次回に記載しますが、まずは、この傾聴力がなかった、私自身の失敗体験をお話ししたいと思います。
私自身は幼少の頃から余り人の話を聞かない子供でした。
そのせいか、社会人になっても、やたら早合点が多く、分かったつもりでの失敗も数多くしました。
そんな私が、会社の中でマネージャーと言う役職になり、部下との面談を行うことになりました。
面談の中では部下に対して半年間の振り返り、来年度の半期目標設定を事前提出された目標シートに基づき個人目標として決定する大切な面談です。
部下としても、目標自体が査定にも反映されるので真剣に成らざるを得ません。
従って、甘い目標設定を掲げるケースも少なくはありませんでした。
さて、いざ面談を行いますが、私自身は自分の部署の目標に沿った、係として大まかなアウトラインを決めて臨みました。
面談が始まると、まずは半年間の目標の振り返りを行います。大まかに３つ程目標が設定されており、まずは達成できた目標、今一歩だった目標、未達の目標等分けて、
その原因等を確認します。
部下は目標を達成した事には大変雄弁になりますが、未達に関しては、やたらと言い訳が多いと感じていました。
振り返りが一通り終了し、半期の目標に移ります。その目標が半年間の個人目標になるので、部下自身は比較的達成しやすい目標を掲げてきます。私はその目標が部署の目標に沿っているか、個人の能力の向上に繋がるか等を考慮して部下と話し合います。
さて、私が「傾聴力」がなく、やらかした失敗はここからです。
部下が記入してきた目標自体は、表現は変えていますが、中身が前回の内容とほぼ同様の内容でした。私自身も事前に確認していれば良かったのですが、当日まで確認しておらず修正が入る前提でいた為、事前確認を怠っていたのです。
その部下は比較的仕事が出来る部下で、新しい仕事も呑み込みが早くトラブルも少なく大変有難く思っていました。
しかし、一番期待をかけていた部下がこの目標とはと思い、「何だ、この目標は」と怒り口調で話し始めたのです。
さすがに慌てたのか、言い訳じみた事を言い始めて、それがまた私自身が頭にくる事なり、部下の話がまともに入ってこなくなったのです。
言い争いになった部分もあり、グダグダでした。
結果的に一旦保留として、部下に再度考えるようにと指示を行い取り合えず面談は終了しました。
その後、他の部下の面談も疑心暗鬼に捕らわれた私は、自分が描いた部下の目標に対して、キチンと聴けずこちらの希望を押し付ける場面が多くなりました。
多くの部下は渋々、私の提案を受け入れ、それを来期の目標設定にしました。
まさに、私自身パワハラ上司ですね。
面談終了後は、係の雰囲気も悪くなり、何だかギスギスした空気になったように感じました。
私自身は初めての部下面談と言うこともあり、何とか良くしょうと思いが強すぎたのでしょう。それが自分の理想を押し付け、部下の話も聴かず、一人空回りしていたと思われます。
その後、私自身は人事異動の際に他の部署に異動になったのです。
これが、事の顛末ですが、その後もまた、同様な事件に悩まされることになるのですが、それはまた別の機会に語りたいと思います。
話し方の勉強をすれば改善できると思った私は、話し方センター等にも通い、勉強する中で、「傾聴力」の大切さを知るのですが、人前で話すことが苦手な私は、それを改善するつもりで入り、その中で気付かされるとは何とも皮肉だと思わざるを得ません。
さて、「傾聴力」の大切さが少しは皆さんに伝わったでしょうか？
次回は「傾聴力」が自己変身力に繋がるかを書いてみたいと思います。