シンシアリー氏のところで、今回の衆議院選挙の話がブログになっていた。

マスコミは、「民意でないと自民党に言うのでは無く、有権者に選挙で投票するように言うべき」というような事を書いていて、同じように思うのだなと感じた。

さて、多数決が民意を表すかどうかは、実は難しい。
例えば、Aさん、Bさん、Cさんの立候補者がいて、10人の有権者がいた場合。
Aさんに4票、Bさんに3票、Cさんに3票が入って、Aさんが当選したとする。
しかし、通常は議員さんにしたい人、政策に賛同する人を選択するのを、この人を議員にしたくない、この人の政策に反対するで投票することを考えてみる。
すると、BさんとCさんに入れた合計6票は実はAさんに対する反対票になってAさんは当選しないとなる事も考えられる。
多数決が公平公正か?と言うと、実はこんな問題がある。

さて、実際にAさんのような事が選挙で発生しないのか?と言うと、同じ党系から二人立候補して票を分け合ってしまって、他党の候補が当選したような小選挙区もあるかも知れない。

そして、元総理大臣もそうなんじゃないかと思う。

菅直人・・・小選挙区で落選して、比例代表で復活当選。
この人に対して反対票での選挙してみたら、どんな結果になることやら。

韓国では、歴史修正主義者の安倍信三候補が率いる自民党が選挙で勝利した事を日本国民の総意では無い、民意で無いと言っているらしい。
何かがずれている気がする。
今回の選挙で、「慰安婦事案への対応」は争点になっていない。
日本の選挙で、韓国への対応に関する政策なんか選択をしていない。
対韓国の政策は、重要なイシューでは無い。
これが、分かっていないんだろうなぁ~。

実は、日本の民意は、「韓国は放置プレイ」を選択しているような気もするが…