★平成24年度東京都公立学校教員採用候補者選考
その第一次選考試験が平成23年7月3日(日)にあった。
そして、何か不可解な30分の試験延長!
新聞にも載ってたので知ってる人も多いと思う。
2 論文試験における時間延長について
「特例の種類(カ)」(国公私立学校における非常勤講師等経験者)で受験された方の論文試験の問題選択の指示に関して、不明瞭な点があったため、全受験者に対して試験時間の延長措置(30分間)をとりました。
なお、日大会場のうちの1教室の受験者(23名)に時間延長の告知が行われず、当初設定の時刻で終了としてしまいました。この受験者については、他の受験者と均衡を失しないよう採点上の措置を講じます。
3 再発防止策
本部と受験会場との間の連絡の在り方を見直し、今後このようなことが二度と発生しないように努めます。
(参考)当日の受験者数 全6会場で15,591名
◆日大で受験していた1教室23名には告知がなく、そのまま延長もなく終了!
「この受験者については、他の受験者と均衡を失しないよう採点上の措置を講じます」
などと記載されているが どう均等を失しないよう採点するのか?
☆ 火曜日に問い合わせてみると・・・
電話に出た職員さんはホームページの文章を読むだけで、全く質問に答えてくれないというか、知らないのだろう。いい加減である。
よくもこんなんで月曜日の対応してたなぁ。。。
教室による違いがあるが、試験終了数分前、或いは、数十分前に理由もなく~
「突然の30分延長」が告げられた!とのこと。
「日大の23名に何点加点するのか?」
再度、電話するので答えを用意しとくように言う。
☆ ・・・2日後。
「日大の23名の内、最後まで退出せずに残っていた受験者の論文解答を見て加点する場合がある」という。
どんな解答だったら加点するんよ?
全く、曖昧にもほどがある・・・
悩んで書いてる解答なら加点なの?
ダメな解答書いてたら加点かいな?
何故に日大の中途退出者には加点がない?
それは、「中途退出者は、問題が良く出来て帰った。」という勝手な解釈のようだ。
ま、これは後付けの理由であり、他教室でも多数の中途退出者がいたらしく加点したら大変な事になるからであろう。
中途退出者が誰なのかもチェックしてない可能性もある。
そんなに出来なくても、帰りが混むから早く帰った受験生もいるでしょう。
本人は出来たと思って退室しても、勘違いしてる場合もある。
延長30分は、この「勘違い」受験生の為の措置のはずでは?
しかし、延長理由の説明も一切なかった!と言うんやから、そもそも延長した意味がない。
もう30分もあるのを知ってたなら、残って相当に手直し出来るよなぁ。
キレイな字に書き直すとかも可能やし。
この30分延長を(現在も?)知らされないまま、中途退出した者が多数いたというのだ。
そもそも、【全受験者に対して試験時間の延長措置(30分間)をとりました。】という文章が間違っとる。
延長30分で救われたのは、論文解答に時間がなく書き切れないなどの出来が悪かった受験生ということになる。
今回の東京都教員採用試験は、仙台会場が被災した為、東京まで試験を受けに来た人も多い。
当然、試験終了時間を考えて新幹線や飛行機での帰宅の便を考えて予約を取っているので、延長と言われても帰らないといけなかった遠方受験者もいただろう。
日大の1教室は、本部からの連絡ミスなんだろうが、こんなんなら延長も「何もしない」不作為対応の方が1番公平だったのではないか。
今後もこんな不可解な・・・
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