試験会場の教室
★試験監督★
「段位試験の方は、級位とは違い、
厳正に時間を掛けて採点されますので、
合格発表は、級位よりも１ヶ月遅れます。」
そうなの？ そんなに厳格にせんでええのに～
数字が読めんとか、カンマの位置が違うとか？
そんだけ段位には価値があるってことなのか。
こりゃあかん～ こりゃ、駄目かもな・・・
とにかく、半分。全科目半分正解で初段なのだ！
★段位受験★
【乗算】
級位で指慣らししたので、順調～ 快調～
しかし、【構成比率】を出す最後の【％】キー
間違えて、その下の【MR】キーを押してしまう！
そして、何がなんやら分からなくなる・・・
段位問題の半分に、この１問で届かず・・・
＊採点方法が特殊な為、これで段位絶望でない。
【除算】
得意な除算、割算だ～い！
解答桁が短いのでスイスイ～
半分どころか、もう10問ほど余分に解答出来た。
これはこれは満足です。 自信付くな。
【見取算】
1級の2倍の問題量が同じ問題用紙の大きさで出題。
その為に解答欄が非常に狭く・・・
左から小さな数値で書かないと、書けなくなる。
なんとか11問/20問計算した。余裕は1問だけか～
【複合算】
解答がマイナスになる問題もあることに注意！
なんとか、2問の余裕。2問まで間違えても○。
分厚い伝票算段位問題
【伝票算】
なんとか、最後まで来た～ 合格可能性0でない！
ここで10問出来なければ、今までの計算が無駄に～
あれ程、指先も冷たく、コチコチだったのに・・・
なんか、調子が良い～ 体も熱い～
段々と、 汗～ 汗～ タラ～ タラ～ ポタ～
なんとか、最低11問は解答して1問の余裕が欲しい。
しかし、計算途中に余計なキーに指が接触！
やり直し・・・ 9問しか出来なければ、アウト！
この土壇場で、何故か～ 前日のフィギュア
【浅田真央】ちゃんの演技と涙の映像が脳裏に～
この【真央】効果もあり？ なんとか10問解答！
★本日のボヤキ★
10分 × 5科目 × 2回 ＝ 100分間 フル稼働～
本当に疲れ果てました・・・
1秒を争う試験なのでオーバーヒート気味。
試験前は元気やったのに、疲労困憊でした～
1級の個人的合格率6割～7割ほどか。
段位の方は・・・ 消費税の5％かな～
試験前日は、ひょっとしたら【2段】合格も！？
とちょっと思っていたが・・・全く無理でした。
今回から、初めてストップウォッチを使用した。
しかし、見る余裕がないのと・・・
見て、時間なかったら怖い～ と思い・・・
各試験、1回（多くて2回）しか見れなかった。
見取算や伝票算に関して個人的には、
1問に45～50秒の時間が必要なのである。
そうすると、残り時間が仮に30秒しかないのなら、
新たに計算しても無駄であり、その場合は、
既に解答した数値が読めるかチェックするなど
他に時間を割いたほうが有効である。
試験監督が「あと、5分！ あと、1分！」と
せめて、2回は言ってくれると助かるのだが～
【採点方法の特徴】
【段位】条件は、問題の半分を全5科目正解する事。
【乗算】のみ半分に満たない1問に空欄が出来た。
よって、不合格！ と言いたいところだが・・・
実は、この【電卓計算能力検定】は、
【電卓技能検定】とは違い、全問の解答を採点しない。
【構成比率】のある【乗算】と【除算】に限り、
採点されるのは 1/5～2/5 の問題のみである。
これは、計算した解答が違えば、構成比率も違い、
合計も必然的に違ってくるからだ。
採点の時間短縮の為の措置。
＊【日商簿記検定】も、これに似た採点方法採用。
よって、未解答の構成比率に配点がある確率は、
パーセント換算では、20～40％なのだ。
万一、空欄になった問題に配点があると・・・
その時点で【段位】の望みはなくなるのである。
ま、仮にここに配点がなくても・・・
【伝票算】全問正解！ はキツイしな・・・
よって、【段位】合格率・・・ 消費税です。