新宿にある東京支部


平成20年5月17日(土)18日(日)の2日間開催

行事名 / 赤十字災害救護セミナー 9時半~17時

参加費用 / 100円(保険代)


内容 / 災害救護学習、炊き出し実習、無線通信実習、搬送実習、救護資機材操作実習他。

持ち物 / 軍手、動きやすい服装(スリッパ、サンダル×)。筆記具、ノート。昼食のおかず(米飯は出る)、その他。


◆2日間のセミナーの後、保険料を払い申請すると・・・

【 赤十字救護ボランティア 】 の登録となる。

* 東京以外は、【防災】ボランティア と言っているらしい。


初めて、新宿支社に来たある。ん・・・ 新しい、綺麗!

明治通り沿いにあるが、何度も車で通ったことあるが、ここに赤十字社があるとは、知らなかった。


参加者は、50名のところ30名ほど。女性10名ほど。

遠方から参加の人、親子参加、若い人も多い。


セミナーノートとボランティア保険


初日は、開校式、オリエンテーションから始まり、

10時から、災害救護学習。


最近、ミャンマーのサイクロン、中国四川での地震災害と続いており、更に興味のあるセミナーとなる。

申し込み時点では、この様な災害はなかったので・・・


インストラクターの先生によると、マスコミの報道の大きさや多さにより、義援金(寄付金)の額が全く違ってくると言う。

そして、災害の後に、災害があると、先の災害(今回の場合はミャンマー)がかすんでしまうらしい。


今回は、定員割れであったが、今後は参加者も増えるのでは?


こんなボランティアは要りません!


阪神大震災などの時も、仕事で忙しくて、ただテレビを観ているだけであったが、何か手助けになれば・・・ と思う人も多いであろう。

ま、私もその1人でもあって、今回申し込んだのだが・・・


そんなに生易しいモノではないようだ。

まず、申し送りに半日や1日は時間がかかる。

1日だけなら・・・ という気持ちだと、足手まといになる事が多いらしい。


中には、被災者の食料や備品を持って行ってしまうボランティアや、記念撮影する者、『お~! こりゃ、すげえや~!』など、その言動に問題のある者も多いという。


団体を通さずに、現地に行った場合、原則は食料や宿泊代(場所)は自己責任で探しておかなければならない。

それを知らないと、お荷物ボランティアになってしまう・・・


今何をすべきかの適切な状況判断をするには、訓練を受け、普段から問題意識を持っていないと、大変かも~ 

また、ボランティア同士のイザコザも少なくないらしい・・・


昼食のアルファ米 と 味噌汁

お湯を入れてそのまま封をして出来た、混ぜ御飯が昼食。

8リットルの水で50食分のお米が炊ける。

お湯で20分、水の温度により60~180分で完成。


しゃもじで容器に配膳。けんちん汁の味噌汁付き。

おかず持って行かなかったが、結構美味しく食べる。


午後からは、無線通信実習。

2~3人に1台の割合で無線機が配られる。

携帯電話と違い、一方からしか話せないので、最初は慣れないと難しい。


『日赤東京401、こちらは日赤東京402、どうぞ~』
などと、各自が体験する。 


その後は、インストラクターの指示で、無線機を持って外へ~



小休憩の後は、ロープワーク。

各自にロープが渡り、色々な結び方をやる。

8の字結び、本結び、一重結び、二重結び、テグス結び、ひと結び、ふた結び、そして、写真のもやい結びなど。


ロープワーク もやい結び


このもやい結びは、船舶操縦免許の実技試験でもやった。

川で人が溺れてる時などには便利。


その後に学んだ、連続止め結びにはビックリ!

3種類くらいは、家でも練習してマスターしたい気分。


本日の最後は、担架実習。

5人一組で、1名が患者役で、一番背の高い人がリーダーとなり掛け声をかけ担架に乗せたり、運んだりする。

* 患者の頭が下に下がらない様に、頭側に一番背の高い人を配置する。


こんなことで、夕方の5時に~ 初日、終了で~す。


地下には非常食の山・・・

ダンボールに山積みになってました。

これ、輪が2つ、つまり 【競輪】 からの寄付。

ギャンブルのイメージしかないですけど、その他、色々な寄付をしたりしてるんです。


明日は、最終日といっても2日目。 


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