朝から降り続いた雨が


白い雪に変わった、午後6時。


忙しく新年の用意のために車を走らせるヒトに紛れ、その車内。


CLOVER St.


雪を掻き分ける、ワイパー。

暖かくあたしを包む、エアコン。

大好きな歌を何度も繰り返し流してくれる、デッキ。

一時も休むことなく回り続ける、メーター。


そうだね。

今年もキミたちのおかげでいつも快適なドライブだった。




ありがとうね。


お疲れ様。


明日からも、新年になっても、ヨロシクね TE




1年にきっと1度だけ。

キミたちに感謝をした、午後6時。


薄情モノのあたしから、働きモノのキミたちへ。


久しぶりに見る、青。


CLOVER St.



ねぇ、SORA。


あなたはなんて穏やかで。


鮮やかで。


大らかで。


なんて、美しいのだろう。




そんなコトをふと考える。

タバコを持つ手が悴む。



早く

あったかい部屋に帰ろう。


SORAは見えない、あの部屋へ。

聖なる夜。


ケーキを食べて、歯磨きもして。


CLOVER St.

一年のなかで今日がイチバンいい子になれるように、そっと布団に入る。



まだちょっと毛布が冷たいけど。

ガマンガマン!

今日はトクベツな日なんだ。



いい子で寝ていないとサンタさんは来ないんだって。

パパが言ってたから・・・

冷たくったって、眠くなくたって、えい!ってシーツの間に潜りこむ。



赤や緑の電飾を眺めるうち。

まぶたがくっつきそうになってきた。


CLOVER St.



『サンタさん、ボク、今日一日いい子にしていました。』



呪文のように、繰り返すボク。


明日はママがビックリするような

大きなプレゼントが届いていると、いいな。