戦争から原爆まで
主人公すずとその周りの人たちとの暮らし
「当たり前」の日々に鳴り響く空襲警報。
西郷どんと少し重なった、「恋愛の自由」。
「うちはぼーっとしとるもんで」
なんども聞くこのセリフと口調が、
言葉の裏の想いを想像させる。
はるみちゃんが亡くなって
すずの右手がなくなって・・
みんなが励ましてくれるけど
すずの内心は
「どこがどう良かったんかさっぱり分からん」
自分が生き残っても
家が無事でも
はるみちゃんがいなくなったことに変わりない。
水原さんはすずに
「この世界で
ふつうでまともでおってくれ」
という言葉を残していった。
悩んで悩んで悩んだあげく
「うち広島に帰ります」
周作さんに打ち明ける。
「戻って来んつもりか」
「手のこと気にしとんか」
「空襲が怖いんか」
「はるみのことか」
「そうです」
「違います」
最後の言葉に本音を込めた。
戦争の映画って
誰を主人公にしても成り立つ。
主人公が女性ということもあって
悲壮感ばかりじゃない。
簡単に言葉で表せられない想いが
ちゃんと映像に含まれてる。
最後のシーンは
この町では
誰かを失くし、探している
ありがとう
この世界の片隅にうちを見つけてくれて・・・
もっと歴史を勉強したい。



