ドグラ・マグラ (夢野久作)
小さい頃の記憶で幽体離脱の夢を見たことがある。その時ちょうど福山雅治のガリレオのドラマかなんかがやっていて、幽体離脱のお話だったから多分影響された。その時から、私が生きているこの世界は夢なのか?現実なのか?分からない。これを読んでくれている皆さんがいるから、きっと現実なのだろうけど。
こんな経験をしたことがある私が、ドグラ・マグラを読みました。まだ読んでない方にオチをネタバレしちゃいます。なんと私になります。ふふ
さてさて、分量が多いので少しずつ進めていたのだけれど、終盤は止まらなくなりました。とある休日の夕方に予定を入れていて、それまでちょっとだけ読み進めようと思ったんです。でも最後まで止まらなくて、友人との約束の時間ギリギリになっちゃいました。ご飯を食べてお話してたら、その友人も今ちょうどドグラ・マグラを読んでいるところだって言うんです。私それまでその子にドグラ・マグラのこと話してなかったんですよ?「運命」って言葉だとこの作品にはロマンチックすぎるかな……奇妙な、ちょっと不気味な力を感じました。
まず、1ヶ月前に私に読書を勧めてくださったのが大学の教授で、それと同時にこの本もオススメだよって。どんな意図があったのかはわからないけど、内容と体験と全部が私に響いちゃって、本を読むこととドグラマグラを教えて下さってありがとうございました!って夜中にメールしてしまいました。そうしたら、次はメタルにハマってみなって、もの凄い熱量のアニメタル紹介文が来ました。まだ手は出せていないけど、そのメールはスター付きになっています。
本は読む人の人生やタイミングにとても左右されると思います。幼い頃に見たジブリ作品が今見ると違って見えるってことありませんか?それです。作品は受け取り手の状態によって変化してくれるんです。この作品は恐ろしいほどに私の状態にピッタリとはまり、本好きとして生きていく上で必要不可欠な存在になりました。一年後の夏休みに読んだらきっと違う見え方になってるから、その時はまた読書感想文を書きたいな。
