先週金曜日、私の住む札幌市厚別区の郵便局強盗事件の容疑者が逮捕されました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100910-00000017-mailo-hok
もちろん、強盗のような犯罪行為はもってのほかです。
しかし、この種のニュースを見ていてつくづく思うのは、なぜ犯行に及ぶ前に適切なところへ相談に行ってもらえなかったのか、ということです。
ニュースから分かる情報によると、この容疑者の方は消費者金融に400万円の借金があり、それが主な犯行の動機となったようです。しかし、もしも犯行に及ぶ前に司法書士や弁護士に相談されていたならば、自己破産や個人再生によって債務を減免される道は十分にあったはずだと思うのです。その手続費用に関しては法テラスの貸付を利用する方法もあります。そうすれば、強盗に及ぶ必要などなかったばずなのですが…。
ところで、このニュースを逆に考えると、「司法書士や弁護士には相談に行きずらい」という背景があるのかもしれませんね。私たち法律家が、もっと身近に気軽に相談できる相手になることが、私たちの今後の大きな課題なのかもしれません。
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司法書士 中根 大 事務所
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