3月の終わり頃、突然母から
引っ越しすると連絡が入った。
話を聞くと、コロナ影響で勤めていた
旅館が3月入ってからずっと休業状態。
今までは惰性で壊れた身体にムチ打って
動かしてきたが、休みを取ったら
身体が動かなくなったから中居を
辞めると言ってきた。
母親のいたところは北関東でも
恐ろしく山奥の旅館。
中居を辞めたらそんな不便な所に
住む意味がないから山を降りると。
以前から、仕事を辞めて同居を考えて!
と、伝えて来たが一緒に住みたくないと
言われてきていた。
私と私の旦那に遠慮と迷惑をかけたくない
と言う思いからだ。
なので今回も、1人で住むと言う。
もうね、悩んだ。流石にもう1人は
無理だろうと。
旦那も、いい加減こっちに呼び寄せよう。
同居が無理なら、近いとこに住んだら
いいじゃん!と言ってくれた。
すぐ母親に連絡した。
嫌がるかな?と思ったが拍子抜けするくらい
「そっちの近くに住んでいいの?」
「迷惑かかるわよ?」
馬鹿やろう!
ただでさえ1年に1回会えるかどうかで
何かあっても片道3時間半はかかる。
それが近くに住んでくれたら
すぐに駆けつけられる。
何より22年間離れていたから
親孝行が出来る!
それからが怒涛の1ヶ月半!
本当に疲れた。
こんなにも高齢者の引っ越しというもの。
様々な問題を目の当たりにし、
悩み過ぎて頭がパンクしそうに。
今までどんな状況でも嵐の事だけは欠かした
事がない私が全く追いつけない。
いまだにワクワク見れてないし、
見る気力が湧かない。
落ち着くまであと少し。
あともう少し。
日本も日本だが、
高齢者も高齢者!
頭を抱える存在になりつつあります。
困ったものだ。