Shihokoです、こんばんは
今日は1925年生まれのピアニスト、アルド・チッコリーニのリサイタルを聴きに
夫とすみだトリフォニーホールまで行きました
チッコリーニと言えば丁度私がパリのコンセルヴァトワールに留学していた頃、
少壮教授として、そして洒落者のイタリア人ピアニストとして
目立つ存在でした
そして、今もうすぐ85才の巨匠(背中は曲がっているしゆっくりゆっくり歩いて登場)
のプログラムはシューベルトD960とムソルグスキーの展覧会の絵!!!
昨春の来日時は一夜でリストの1番とラフマニノフの2番を
弾いたコンチェルトのコンサートを聴いてとても感銘を受けたので
今年はリサイタルもコンチェルトも買いました
シューベルトの最後の名作変ロ長調のソナタはその昔
ルドルフ・ゼルキンの名演を聴いて以来、その響きが忘れられない私ですが、
今日の演奏はその時の名演に優るとも劣らない
「すごい!」としか言いようのないシューベルトでした
特にあの2楽章! 私の言葉では伝えきれません・・・
後半のムソルグスキーはまさに音で絵を描いたような印象。
何とも言えないタッチで弾かれた軽快な音、
そして堂々たる最後の終わり方。
その感激も冷めやらぬ中、アンコールの最初の二つのやさしい和音響き・・・
エルガーの「愛の挨拶」
その途端、何故か涙が溢れて止まらなくなりました
チッコリーニの大きな愛を感じたのだと思います。
それは音楽への愛であると共に聴衆である私たちへの愛とも、
もしかしたら森羅万象への愛と感じました。
こんな素晴らしいコンサートは年回数え切れないほど行く私でも滅多にありません。
今日は幸せでした
明後日のコンチェルトも楽しみです。
コンサートの写真はありませんので、お食事に行った新宿のホテルの
飾り花をお楽しみ下さい。
おやすみなさい、Shihoko