先日、会社の上司と

その奥様に会う機会があり

話していました


話の途中、私は涙が…


奥様が仕事で早く出たり

お休みの日でも

奥様が出かけたりする時

「いってらっしゃい」と言うために

早く起きてると


奥様「寝てていいのに」


上司「もし出かけ先で何かあったら

会えるのが最後になるかもしれない

寝ていたら後悔する…」


涙した私「泣いてすみません、私息子の最後に

立ち会えなくて…何で仕事に行ったのか

ずっと後悔してて…」


奥様「旦那がそうなったの、

〇〇さんの息子さんが

亡くなってお葬式に出てからなんだよ」


上司「○○さんは本当に辛い出来事だったと思う

でも、そのことで俺たちは教わったんだよ」



今でも、しゅう君が亡くなる前の日

亡くなった日のこと

思い出しては後悔してます


たくさん抱きしめたかった

たくさん愛してる、大好きだよ

と言いたかった

ありがとうと伝えたかった



しゅう君はたくさんのこと

教えてくれました

私たち家族だけじゃなく



会社の上司と話す前に

見つけて知った

詩があったんです


すごく感動して

胸に響きました


しゅう君のこともあり

詩をよんで思いました


これから、今日を後悔しないように

伝えたいことは伝えていこう

毎日毎日を一瞬一瞬を

大切に生きていこうと



少しでも多くの方に

伝わればいいなとも思いました




10歳で亡くなった息子に捧げた詩だそうです


詩集「最後だとわかっていたなら」より


あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように
祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて
抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

あなたは言わなくても
分かってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたら
一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と

わたしは 伝えただろう

たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして わたしたちは 忘れないようにしたい

若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを

明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや 抱擁や キスをするための
ほんのちょっとの時間を
どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと

だから 今日
あなたの大切な人たちを
しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでもいつまでも 

大切な存在だということを
そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や

「ありがとう」や「気にしないで」を
伝える時を持とう

そうすれば
もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから


ノーマ コーネット マレック(作) / 佐川 睦(訳)