それからまたウトウト。
起きているときには足を動かし
気持ち悪くなることも承知の上で
寝返りをうってみようと努力し

そしてまたウトウト。

この繰り返し。

お昼ごはんがきた。
重湯とオレンジジュース


ベッドを上げてくれるものの
気持ち悪さがつらい。

普段から低血圧で
夏場はごはんを食べるのが面倒くさいんだけど
そんな感覚がエンドレス。
結局、ごはんとにらめっこをしていたら
だいぶ時間が経ったのだろう。
看護師さんがきた。

「どれくらい口にできた??」

私「全く。見るだけでおなかいっぱいです。」

看護師「そっかー。ジュースだけでも頑張ってみようか?」

私「はい…」←しぶしぶ。


ジュースも赤ちゃん用の紙パックジュースくらいの大きさで
それでも半分飲めず…。


なんでー??
自分でもわからん。
一生食べなくてもいける気がする(笑)❗


これだけでクタクタになる(笑)。

そしてまたウトウトからの
寝返り恐怖を繰り返し…。


15時くらいに看護師さんが
自己血を持ってきてくれた。

看護師「自己血輸血していこうかー。今から400ml.を2本入れるからねー。これ入れたらちょっとマシになるかなー。けっこう出血多かったから、すごい貧血やしよくなるといいなー。」

私「はい…。」


頼む~!
楽にしてくれ~!
この気持ちでいっぱいだった。


自己血点滴。
普通の輸液より痛かった気がする。

何も考えられずまたウトウトを繰り返す。

2本目が終わった頃、家族がお見舞いに来てくれたが、そっこー帰ってもらった(笑)❗
しんどい。
自分自身に集中させてくれ。

わたしはすごく気を遣う。
誰かがいると自分のことは
後回しにしてしまう。

だからもともと入院前から
誰にも来てほしくない
母、旦那、子供以外には入院のことも
内緒にしといてほしい
ケータイの電源も切っておく
もしお見舞いに来たとしても
何も話しかけないで


と、念押ししてた(笑)❗
旦那はお前はヒドイとか
なに自分の殻に閉じこもってるねんと
言われたけど、
しんどいときは常にそうおもってると
説明した。自分自身に集中したい。
余計なことに気を回す自分が想像つくから
やめて。と、説得したけど、
納得してないようで…。

しゃーない、そしたら8年前の出産のこと
持ち出そうか(笑)❗

私「出産するとき、前々から立ち会いしてほしくない。集中したい。もし見たいんなら分娩室の端っこの方で気配消しておって。っていうてたやん。やのに、わざわざ私の頭のところ至近距離に立って手まで握ってきて。わたしムカついたから思いっきり振り払ったやろ?本気で迷惑やったし。よかれと思ってやったってるっていうのが一番迷惑やから、今回も同じ間違い犯さんといて。一番しんどいのんわたしやねんから、言うこときいてや。」

そーいやこの言葉、手術室に歩いていくときも念押しで言った(笑)❗


話戻して…
自己血輸血終わって
ウトウトして
晩御飯もってきてもらって
目を開けたとき、
びっくりするくらい視界がクリアになってた!
ウソやろ?って半信半疑になるくらい。
あ、血って大事やなってほんまに思った。


さて、また重湯と野菜ジュース。
野菜ジュースだけ頑張って全部飲んでみてって言われた。
つらいー。
健康体なら3本はいけるはずやのに
この小さい1本が…完食が遠い…。


だいぶ時間をかけて飲みきった。


就寝前の検温。
熱が39℃まで上がっていた。
尿は出るようになったのに
今度は発熱か…。

と、就寝タイムにはいる。


ウトウトしては起き
ウトウトしては起き…
を繰り返し、
いつの間にか 外が白んできた。

その頃には悪寒の震えも落ち着き
痛みも全くなく
ただただ横になって…。


看護師さんが何度も何度も
見に来てくれていて

「体の向き、変えていこうね。」
「足、よく動かしといてね~。」

と、言ってくれるが
足は動かせるものの、体が重くて
動かせる気がしねぇ…💦


痛いの嫌だな…
でも寝返りうたないとな…

と、しぶしぶ右側を向いてみる。




……


やばっ!!
めっちゃ気持ち悪い…❗

即座にナースコールON❗

「めっっっちゃ気持ち悪い…」

敬語も忘れるくらい気持ちが悪い。
看護師さんが受け皿?を持ってきてくれた。


顔の横においてもらう。

あ…。
わたし嘔吐恐怖症…💦
吐くのがなにより怖い…。

でも気持ち悪い…。
の最悪スパイラルに陥る…。


ひたすら耐え、
5分ほどで落ち着く。

またウトウト…。
そろそろ上をむこうかな。

上を向く
気持ち悪い…
吐くのが怖い…💦
負のスパイラル再び😱

とにかく態勢を変えると、
というか、頭を動かすと気持ち悪くなる。


全身麻酔の副作用らしい。
結局吐けず。


完全に朝になり
院内に声が聞こえ始める。

看護師「気分どう?検温しようね。」

私「はい。」

全然気づいてなかったけど
尿道カテーテル入ってた。
硬膜外麻酔のおかげでそんな感覚もなく
ついでに両足の感覚も鈍い。
痺れている。腰回りも痺れている。

看護師「尿が少ないね~。もうちょっと様子見ようかなー。」

私「そうなんですか?」

看護師「点滴もけっこう入れてるのになー。」

元々トイレにあまり行かない人で、
うっかりしてたら勤務中1回しか
トイレに行かない日もあり、
わたしにしたら大したことないなーって
思っていた。

体温は37℃と少し。
微熱か…。

とりあえず足動かして、
寝返りしっかりうとうねと言われる

そしてそのときに着圧ソックスを
脱がされた。


朝御飯は出ず、
水飲んでみようか…と、
小さい紙コップ持ってきてくれて
ベッドを少し起こしてくれて
ほんの少しだけ飲んだけど
もうしんどくて飲めなかった。
でもめっちゃ美味しい!と思った。

そして顔を横に向けたらまた気持ち悪い(笑)。

…つらい。
病室で目覚めたわたし

あっ!いつの間にか麻酔かかってた~
っていう驚きと、
どうやってここまできたんだろうと
思い出してみた。
というか、思い出す余裕がありました。

それは痛みが無かったから。

たしか…、
「○○さーん!○○さーん!
わかるかなー?終わったよー!!」

あ…、終わったんやー。

「○○さーん!わかるー??」

あ…、返事せなあかんのかな?
あ!あれ?
なんで?
息でけへん!!

なんで?
息吸われへん!!

「○○さーん!終わったよー!!」


とにかくうなずいた。
なんで?なんで?息でけへんの??


そこで一回記憶が途切れてる。
息でけへんかったのに
なんで苦しくなかったんやろ??

起きてるようで起きてないような
状態やったから
夢みたいな感覚だったのかも…。

その次、
ベッドが動かされて据え付けられた
ような感じがした。

そして
旦那の「帰ります。」
って声が聞こえた気がした。


あとは
血圧はかりますね…。
とか、看護師さんの声が聞こえたけど
目はあけてなくて
ほんと夢の中みたいだった。


パッと目が覚めた。
天井が見えた。

あ、終わったんや。
あ、わたし震えてる…。

腰から下めっちゃあったかいのに
めっちゃ震えてる。
寒い。寒い。

これが術後はじめて感じた
自分の変化。

歯はガタガタ震えてる音がなってる。
からだの震えが止まらない。
寒い。やばい、寒い。
熱あるのかな?

震えながらも冷静。

あれ?喉いたくない。
気管内挿管で喉が痛くなるって
聞いていたけど、
全くない。違和感もない。
先生、上手にしてくれたんや❤

今何時かな?手術室入ったのが
4時半くらいやけど
どれくらいかかったんやろー??
就寝時刻超えてるから9時以降やなー。

などなど…。

そこからまたウトウト…。

看護師さんがくるたびに
目が覚めて
そのときもまだ震えてて
「寒い…」
と訴えた。
「下半身電気毛布敷いてるんやけどな。
寒いなー。落ち着くまでがんばってなー」

と言われた気がする(笑)❗