家族は


『家族』という名前のチームだ


嬉しいことはみんなで喜び、称えあう。

悲しいときは、みんなで悲しみをわけあえる。


次男が病気になったとき

タイミングは違えど医師から病気のこと、状態のこと、これから起こりうる変化に自分たちの立ち位置でできること、を聞いて一緒に考えて、相談してきた。


これは、次男の入院していたこども病院のがん認定看護師さんに教わったこと。


ばぁばの時もそう

残念ながら、成人病院はこども病院ほど医師は手厚くないので、私と主人とでこどもたちに話し、伝え、今後どうしていくかをみんなで話した。


往診の医師から、




お別れの時が近づいています



と、言われた。


だから?

なによ?

覚悟でもしろと?

そんな覚悟、できるわけないよ。


でも主人は冷静に

話をしよう


と、言った。



今の状態、起こりうる事態、それぞれの立ち位置でどうしたらいいか…

こどもたちにはなし、私たちも一緒に考えた。

話しながら、みんなで涙した。


でも、できることはまだあるよ。

諦めてないよ。


『ばぁば、痛くしないであげて。』


と言った次男の言葉が残る。


そうだね、

痛いのはつらいもんね。


『毎朝、いってきますをばぁばの顔みてちゃんと言うわ』


当たり前だけどさ、と言う長男。

そうだね、そういうことだよ。

何か特別なことじゃないのよ。


ばぁばも含めて、私たちはチーム

チームメイトのピンチはみんなのピンチ。


家族がそれぞれでできることをしよう

まだ、諦めてないよね。