介護施設にいる


お義母さんに会ってきた



「お義母さんおねがい汗


笑顔で呼びかけると


いつも泣き笑いの様な表情を見せるお義母さん


私だと分かっているのか?


分からない…


けど、


喜んでくれてるのは分かる



コロナ禍の一時期は


触れる事も出来なかったけど


今は手を握り


体を擦ることも出来るおねがい



お義母さんにはあっこさんと言う


昔からの大親友さんがいる



歳は、


あっこさんの方が


お義母さんより少しだけ上みたい


でも、とてもお元気おねがい



最近はそのあっこさんと一緒に


お義母さんに会いに行く



嬉しそうなお義母さんを見ると


なんとも言えない気持ちになり


泣けてくる汗



最近よく考える


お義母さんの介護施設を探し始めた頃の事



旦那、辛かっただろうな…


「本当にこれで良かったのかな…」


「これで良いんだよな…」


そう言っていたのを思い出す



泣く旦那の背中を、膝を


黙って擦ったのを思い出す



きっと私が思ってたより


何倍も辛かったのかも…



あの頃、私は


旦那の為に出来る事が


もっとあったんじゃないか



もっと気持ちに


寄り添うべきだったんじゃないか



今頃あの頃のことをよく思い出す



そして今、


お義母さんの為に


出来ることが


もっとあるんじゃないか…



ふと、そんな事を考えたりもするけど…



結局、時々会いに行って


自分まで泣いて帰ってくる…


そんな事しかしていない



帰りにあっこさんのお宅で


お茶しながらお喋りして帰ってきたおねがい



さすがお義母さんの大親友さん


魅力的な方だおねがい


なんか好きピンクハート




旦那が亡くなって


もうすぐ半年がたつ



旦那がいないと言うことに


少し慣れてきた自分を感じる…



旦那がいない。


と、いう非日常が


日常になり始めている



たった半年で


私慣れちゃったんだ…



良かった。


と思う気持ちと…



そんな自分にがっかりして


少し失望したり…



そんな事を考えているうちに


涙がまた溢れてきて



まだまだダメだな…


まだ慣れてないや



そう思ってホッとしたり…



前は


旦那の事を思って泣くのが怖くて


すぐに蓋をしていたけど



今は泣いてる自分に安心したり…



少しずつ


自分の感情の変化を感じる



旦那


見てて



ちょっとずつ


ゆっくり進むよ



泣いたり


笑ったり



ずっと


忘れないよおねがい汗