この辺りは一年に一回
5月の第三日曜日
に一斉清掃があります

といっても
自分宅周りの
草引きと
一年でのびきった
木の枝をきり
スッキリとした
庭(ネコのひたい?)
になる日でした

手先の器用な夫の
役目となっていて
私は切り落ちた
葉っぱをゴミ袋に
集めるだけ

近所では一番若手の
夫は隣近所の
家も手伝ったりして
ご高齢の方から
たよりにされてました

朝7:00にスタートします
ご近所もちらほら
草をぬいています

「来ない」

今年から夫が
いないので
息子にたのんで
おりました

一応LINEをいれて
みました 
すぐ返信がありました

「寝過ごしたんで
今から向かいます
急ピッチで」ゲロー

電車で1時間ちょい
かかるところから
です
間に合わないよー

まあいいか

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣きアセアセ

去年の清掃の日は
夫の病院から連絡を
うけ慌てて
夫の病院にいき
哀しみにあえぎながらも
葬儀社をどこにするか
赤信号で止まるたび
スマホで検索していた

こんなに早く
お別れがくるなんて

まだ奇跡はおこると
信じていたので
何も準備してなかった

家に着くと
隣近所みんなが
草抜きをしながら
しゃべっていた

皆に夫が亡くなった
ことを
告げると
いつも気にかけてくれて
いた方々の
声が震えだし
涙を流すかたもいた 

ゆっくり
話しておれない
ことをお詫びし
自宅の鍵を
開けた

すぐさま
スマホで
葬儀社や葬儀の段取り
をチェック

かなりの数の
葬儀社の中から
写真をみての
直感で決めました

初めての体験

わからない
ことばかりポーン滝汗

この時から

自分で決める



なんでも
夫や世間、常識に
頼っていた自分
では間に合わない

自分がどうしたいのか
を基準にする意識
の芽生えだった
ような
気がします