笑顔とワクワクのサポーター shiho-mik です。
10/7 深夜~10/9 まで、
III石巻(トリプルアイ石巻)の東北復興支援ツアーの参加してきました。
8日は石巻市を中心に、現地視察&石巻市議会議員の方たちとの意見交換会を行ってきました。
9日は松島マラソン参加メンバーと塩釜&七ヶ浜へ向かうメンバーと二手に分かれました。
きょうは、その中でも【石巻日日(ひび)新聞】への訪問の様子を書きたいと思います。
震災直後から、壁新聞を発行したことで、
国際新聞編集者協会(IPI)年次総会で特別賞を受賞したことで
注目されています。
6枚の壁新聞 石巻日日新聞 東日本大震災後7日間の記録/角川マガジンズ
武内報道部長からお話を伺うことができました。
当時の石巻の様子や体験や
壁新聞を作った経緯についてのお話です。
石巻日日新聞も例に漏れず、津波の被害を受けていました。
もちろん輪転機も浸水。
100周年を来年に控え、発行を止めるのも悔しさが残る。
今まで、地域の人や経済人に助けられてきた
こんな時こそやらなければ!
そこで、「紙とペンがあれば、新聞は発行できる!」と
壁新聞の発行に動きだした。
輪転機にある、新聞の用紙を切って
そこに記事を書いていく。目分量で紙を切るので長さはばらばら・・・
壁新聞の第一号
現在は調整も終わり、再び活躍中の輪転機
伝えることのプロとしてのプロ意識を強く感じたお話でした。
新聞社は規模によって、役割分担があり、
全国紙は震災の様子やその中での感動を伝えていくもの、
地域紙は地元の生活情報を伝えていくもの。
震災直後はどこで物資が配られるのかなどの生活情報
徐々にニーズが変化し、復興情報を届ける。
印象的だったのは、今でも
喪失感やフラッシュバックを体験され、
それでもがんばらねば!と奮い立たせたり、
これは映画だったんだ・・・と自身を納得させたり
とてもつらい状況をお話いただいたこと。
そして、大切なこと
自助 共助 公助
の言葉をいただきました。
武内さん、ありがとうございました。