2017年6月1日21:42頃、

乙女座で下弦の月。

 

 


 

太陽(☉)は双子座(♊)の数え度数12度。
サビアンシンボルは、
「生意気に自己主張するトプシー」
トプシーとは『アンクル・トムの小屋』に出てくる黒人奴隷の少女の名。
不当に扱われているかもと感じつつもはっきりと自己主張をする度数。

月(☽)は乙女座(♍)の数え度数12度。
サビアンシンボルは、
「ベールを外された花嫁」
「ベール」を外すとは「解明する」という意味。
何かをしつこく追求することで自信を得られるという度数。

何かを突き詰めようとしている月に、
太陽ははっきりと自己主張をする意思と勇気を示し、
やめるな、そのまま行けと助力を与えている。

月と海王星は正面で対峙し投影し引っ張り合っている。
海王星(♆)は魚座(♓)の数え度数15度。
サビアンシンボルは、
「部下の訓練を準備している将校」
自分が体験し受け取ってきたものを、後進に伝えようとする度数。

太陽、月、太陽がTスクエアという葛藤の配置を組んで
自分の足元やルーツ、繋がりといったところを揺り動かしている。
変化することを恐れず、変化する先にあるものを見つめるそんな配置。

そのTスクエアには木星が到達したい方向や可能性を押し広げている。
木星と太陽は調和の角度を取り、木星と海王星は訓練や調教の角度を取っている。
木星(♃)は天秤座(♎)の数え度数14度。
サビアンシンボルは、
「正午の昼寝」
無意識の深い部分と関わり、そこから知恵が浮かんでくる度数。

木星は6月9日に逆行から順行に戻ります。
海王星は6月16日から逆行を開始します。
なので、2天体とも、今は「留」の状態。
順行から逆行に転じたり、逆行から順行に戻ったりする時、
天体の動きは速度を緩めてから反転し徐々に速度を上げます。

木星も海王星もスピリチュアルな度数にあり、
お互いを縛り合い必ず到達しようという意志を持っているかのよう。
海王星は2ハウス、肉体や五感、家系やルーツといった既にあるもの揺るぎないものを表す場にあり、
それを後進に伝えようとしています。
木星は、遥か遠く、到達したい高みを表す9ハウスにあり、
潜在意識、ひいては集合無意識からの情報を最大限に掘り出そうとしています。
しかも、木星は9ハウスのハウスルーラーでもあり、力はとても高まっています。

火星より遠い天体が揃って逆行したり速度を留めたり緩めたりしている現在、
なにかと滞っている感じを持っているでしょう。
来週には火星より近い天体が相次いでサインを移ります。
水星(☿)と金星(♀)は揃って自らが支配するサインに回帰します。
力と影響力を強めて、現実を動かす旗印となるでしょう。
次いで、木星が順行に戻り、更に進んで行く原動力となります。

6月9日の射手座の満月で掌に落ちてくるものは、
半年の間に育んでいた何かなのでしょう。
 

 

 

 

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