パフにもいろいろある

1年ほど前、ファンデーション用のパフの材質について興味を持ち、調べました。きっかけは、パフは汚れが気になってきたら洗うのではなく、都度洗いするのが正しいと知ったからでした。

 

私は、それまではパフは使い捨てで、何回か使い、汚れてきたら捨てていましたが、1度使ったら洗うべきとなると、使い捨て派は、大量に必要で、しかもお値段も気になるところ。

 

今まで使用していたロフトのお気に入りパフの他に、同じくロフトで別の種類の大容量のお得品を試してみたり、100円ショップのパフも買ってみたりしました。100円ショップのものは、私はダメでした。いくら安くても、リキッドファンデーションをどんどん吸い込むし、感触も含め、好きじゃなかった。材質をみたら、ポリウレタン。ポリウレタンが良くないのか?と思い、他のパフの材質を調べてみました。

 

実に様々でした。私が気に入っていた柔らかくて感触が好きなロフトのパフは天然ゴム。同じ素材だと思っていたロフトの別のパフは合成ゴムのSBR(スチレンゴム)。同じく合成ゴムのNBR(ニトリルゴム)を素材としているパフも多かった。

 

薬局の化粧品コーナーで売っている多くのパフは、ほぼ合成ゴムでした。化粧品会社が商品専用としてつけているパフもおそらく合成ゴムが多いと思います。ラテックスアレルギーのことも考慮しているのでしょう。

 

調べた結果、天然ゴムスポンジは柔らかいが、合成ゴムスポンジと比較すると耐油性、耐久性に劣り、使い捨てやサンプル品によく使用される。合成ゴムは汎用性があり、配合や硬度を変えて最適な化粧用スポンジを作ることができるということだっだ。

 

私は、天然ゴムのパフを使い捨てしていたので、なるほどと思ったのですが、都度洗いして一定期間使用するのに最適なパフを探すことにしました。

 

何度もリピートすることになったパフ

そして、見つけました。ロフトで。貝印の「ファンデーションが染みこみにくいパフ」 \495(税込)(本体材質は、合成ゴムのNBR、ウレタンフォーム、TPU、PU合皮)

 

  

 

  

 

もちもちしていて、適度な弾力とソフトな肌あたり。2種類のスポンジの間に1枚のフィルムを挟み、ファンデーションが染みこみにくい構造だそうです。私としては、ファンデーションが染みこみにくいうんぬんより、肌に心地よいというところが最大のお気に入りの理由です。

 

乾燥肌に悩む人や、お肌の水分量が少なくなってきている世代にとっては、このもちもちでソフトな感触はうれしいかぎり!後ろに指を入れられるのも、おもしろい構造。私は、斜め半分、上半分など工夫して2回以上使ってから洗っています。洗浄には、化粧用スポンジ専用のクリーナーが便利です。