大山鎬則のシグナルズ日和-スプリング!チラシ.jpg

8月に入ったことに、気付いてなかった。。。

シグナルズの稽古は順調に続いている。

贅沢

昨日は稽古後、稽古場近くの中華屋さんに行って皆でたくさん飲んで食べました。

はぁ~、贅沢、贅沢!

ってそんな話しがしたいわけじゃないのです。

本当の贅沢についてですよ
稽古場でちょっと、うーんなんだろなぁ、何かうまく行かないよ、でもうまく行かないのが何でか分からないよ、ちょっと困ったぞ。
みたいな役者さんが居るとするじゃないですか。

そういう場合、困ってる人と困ってない人だと困ってない人に稽古の速度が合う場合が多いと思うんですよ。

それは、まあ、当然と言えばそうなんですが、そうしたところで困ってる人が消えてなくなる訳でもなく、困ってることが解消される訳でもないんですよ。当然ですけど。

でも、今のシグナルズの稽古場では、それが全面的にいいことだとは思いませんが、困ってる人が困ってる原因を家に持ち帰らずに稽古場で解消するだけの時間的余裕も場の空気の余裕もあるんです。

それって贅沢なことだと、思うんですよ。

時間的にも場の空気的にも余裕がないことの方が多いですからね。

また、困ってる人を柔らかく助けようとする、お互いが甘え合うわけではなく、お互いに補い合おうとする雰囲気もありますよ、シグナルズの稽古場には。

それも贅沢だと思うし。

また役や物語の背景についてお互いに遠慮なく話し合える雰囲気もあります。

それも贅沢なことです。

ここまでに書いたことが揃っている稽古場って案外ないと思いますよ。

当然のことじゃないかと思われるかもしれませんけど、案外ないんです。

もちろん困ってる人が前向きで、オープンでポジティブなマインドを持っていることが最低条件ですけどね。

また程度問題もあります。
正直これはもうどう手をつけてもどうしようもならない、何がどう悪いってより、キャスティングミス!

って場合もあるでしょうからね。

幸いシグナルズは今までそんなことはありません。

シグナルズはまだまだ小さくて、お金やらの面では大変な劇団ですが、贅沢してる劇団だと思います。