大山鎬則のシグナルズ日和-091115_1823~001.jpg

こんなものが、また立つ季節になったのだ。

1年が早いとはよく言うが、この1年は早い上に濃密な1年だった

劇団を辞めて
シグナルズをユニットから劇団にした

その過程でいろんなことを考えて、考えさせられて、ものの見方が少しだけ、変わった。

正直、いい方に変わったと思う。

それは1年前だったら到底できない決断をして、得られたことだ。

そうしてまたクリスマスツリーは立ち上がり、その下の喫茶店で劇団員の仁田原(にたばる)さんと来年の公演の台本について話す

彼女の言うには、過去を描く台本ではなく、あくまでも今を描く台本であって欲しいということだった

未来を思い患うのも
過去を慈しむのも
当然
今の自分なのだから、

そうあるべきなのは当然だなと思った

そう思い返させてくれる劇団員が居るということが、ありがたい

台本を書くというのはどうしたって孤独な作業だが、反面それを演じてくれる誰かがいなければ書けない訳で、本当には孤独ではない。

つまり孤独ではない

よかった。

さあ、これから年末に向けて、1月までシグナルズ、リボコン、リボーンアフレコと忙しい

忙しいこともまた、ありがたいと思いたい。