大山鎬則のシグナルズ日和-090116_2233~001.jpg
昨日で二回目の稽古、本読みです。

今は役者さんと台本がどのように交わるのか、それを慎重に見て、言うべきことと言わない方がいいこととを自分の中でぐるぐるさせている。

役者さんはこの本に接して数日だが、僕はこの本に接して数ヶ月が経っている訳で、僕の中にはこの本についてのイメージが、役者さん以上にあるわけなのだけど、それを押し付けると役者さんが試行錯誤する機会を奪ってしまうことがある。

だから、言いたくなることを我慢したり、だけどこれだけは言っておいた方がいいなと言葉にしてみたり、これまたこちらも試行錯誤なのです。

試す。

間違ってたら勇気を持って戻る、その繰り返しで道を作って行く。

そんな感じの稽古です。

役者さんは皆当たり前だけど前向きで一生懸命にやってくれています。

ああ、ありがたや。