今日は劇場入りなんですが、

今はリハーサルを控えて緊張と戦いつつ、心を静めています。 そんな合間に7月のシグナルズ公演 「胸しめつける、優しい思いで」 のあらすじでもひとつ。 舞台は南の島と、冬の東京、新進の女流作家、カナコは新作の執筆のため、島へとや
って来る。だがなかなか、筆は進まない、前作で実際の自分と父との確執を書いたのだが、彼女の中にあるテーマはそれだけで、新しい話を書こうとすればするほど、前作の模倣になってしまうことが、よく分かっているから書けないのだ。 その島には、最近母を無くしたミカ
も居る。彼女は、心臓の悪い母を故郷に残し、東京でぶらぶらと気ままに送っていたが、ある日、胸が痛いから帰って来て欲しいという母の声を無視して、友達と飲んでいる時、母の訃報を聞く、大変なことをしでかしてしまった彼女は南の島に逃げて来る。 ミカはカナコ
の本に触れ、カナコはミカの語る母との優しい思いでに触れる。 お互いの心が、お互いによって、溶かされて行く...。 2人は明日へ向かう何かを見つけて、この島から帰ることができるだろうか？ 以上あらすじです。切なくも暖かい物語りになると、確信し
ております。 是非とも御覧下さい！